『デッドプール(2016)』監督のティム・ミラー、次はX-MEN映画を制作?「マーベルの切り札はまだ眠っている」
text by 編集部
『デッドプール(2016)』でヒーロー映画に変革をもたらしたティム・ミラー監督が、マーベル作品への復帰に強い関心を示している。Netflixのアニメシリーズ『ラブ、デス&ロボット(2019〜)』シーズン4のプロモーションの一環として行われたインタビューで『X-MEN』シリーズへの深い愛着と参加への意欲を明言した。(文・編集部)
———————————–
「X-MENは僕の原点」
「マーベルにはまだ切り札がある。それがX-MENだ」と語るミラー監督。コミックにハマった原点も『X-MEN』だったという彼は、かつて『X-MEN #143』を原作とする企画を進めていたそうだ。その作品を「ホーム・アローンとエイリアンが融合したような作品だった」と振り返りつつ「何かやれるならX-MENを」と変わらぬ熱意を見せていた。
最近のマーベル映画で印象に残った作品としては、興行成績では苦戦したものの高評価を得た『サンダーボルツ*(2025)』を挙げている。「フローレンス・ピューが素晴らしかったし、他の俳優も良かった。アクションも地に足がついていたし、全体がテーマ的に統一されていた。ああいう作品こそ満足感がある」と、マーベル映画の今後にも期待を寄せている様子だ。
「年は取ったけど、まだ終わっちゃいないよ」そう語るミラー監督の次なる一手に、ファンの期待が高まる。
(文・編集部)
【関連記事】
・家族と観ると気まずい海外映画は? 緊張感MAXなコメディ作品5選。笑えるのに…リビングの空気が凍る問題作をセレクト
・デッドプールが”MCUの救世主”であるワケ。 映画『デッドプール&ウルヴァリン』考察&評価。【映画と本のモンタージュ】
・1984年と2024年をつなぐ曲の力とは…? 映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー 』徹底考察&解説レビュー
【了】