イギリスの廃車価格比較サイト「Scrap Car Comparison」によると、ハリウッドで1番、車を破壊した人物は、映画『バッドボーイズ』や『ザ・ロック』などのド派手なアクション映画を次々とヒットさせた映画監督のマイケル・ベイ。他のどの監督と比べても、その差は歴然だ。現地のメディアを参考にその内容を見ていこう。

映画史に残る破壊王マイケル・ベイ

1995年に公開された映画『バッドボーイズ』で、長編映画に進出する。その前にミュージックビデオからスタートしていたマイケル・ベイ監督はハリウッドで最も有名とも言える映画監督の一人だ。

マイケル・ベイ監督の作品の多くは映画館で観るという体験を最大限に活かし、大規模なスケールでアクションを展開。スタント、音響など映画館のトータルの効果で観客を圧倒する。映画『ザ・ロック』(1996)、『アルマゲドン』(1998)、『バッドボーイズ2バッド』(2003)などのヒット作を手掛けた後、2007年に映画『トランスフォーマー』を監督。

カナダのニュースサイトScreen Rantに基づいた内容によると、Scrap Car Comparisonというイギリスの廃車価格比較サイトが新しく行った調査で、マイケル・ベイ監督は、ハリウッドキャリアの中で354台の車を破壊したことが明らかとなった。2位は映画『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督の135台。3位はジョン・ランディス監督120台で、映画『ブルース・ブラザーズ』。

映画『バッドボーイズ』は、ベイ監督のデビュー作として完璧な作品と言われており、今後この監督から、一体どのような作品が生まれるのか人々をワクワクさせる作品であった。映画『トランスフォーマー』の続編の中には、失敗作とされるものもあるようだが、マイケル・ベイ監督が手掛けたこのフランチャイズ作品は、当時非常に画期的なものだったようだ。

2007年に公開された最初の作品はその視覚効果で多くの人を魅了し、興行収入7億970万ドル(約970億円)という結果を叩き出した。マイケル・ベイ監督は、ハリウッドの中で彼ほどの超大作アクションを制作する人はいないのではないかという程大迫力な映画を制作している。

マイケル・ベイ監督の制作する壮大な映画には、これからも多くの車の破壊が登場することが予想できる。

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