ニューヨークのジャパン・ソサエティが主催する『JAPAN CUTS: Festival of New Japanese Film』が、2025年7月10日から20日まで開催される。イベントでは、黒沢清監督の功績を称える特別表彰や、浅野忠信主演の注目作『レイブンズ』（2025）のプレミア上映をはじめ、話題作が勢揃いする予定だ。(文・編集部)

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北米最大の日本映画祭『JAPAN CUTS』18回目の開催決定

　18回目を迎える今年は、世界・北米・ニューヨークプレミアを含む30作品が上映され、ゲストの来場者も過去最多になると予想されている。さらには、日本アカデミー賞女優・河合優実も登壇予定だ。今年は特に日本映画の現在地と未来を映すラインナップとなっている。

　映画祭の幕開けを飾るのは、マーク・ギル監督による伝記映画『レイブンズ』（2025）。戦後日本の写真界に革命を起こした深瀬昌久さんを浅野忠信が演じる本作は、ニューヨーク・プレミアとして上映される。

　その他の注目作としては、日本アカデミー賞最優秀作品賞『侍タイムスリッパー』（2023）、三池崇史監督の新作『BLUE FIGHT〜 蒼き若者たちのブレイキングダウン〜』（2025）、英勉監督のアニメ映画『グリッドマン ユニバース』（2025）などがあり、どれも注目作ばかりが出揃う。

(文・編集部)

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