アメリカで起きた山火事を映画化! マシュー・マコノヒーが主演を務める実話映画『The Lost Bus』予告編が公開
text by 編集部
2018年に米カリフォルニア州を襲った史上最悪の山火事の実話を元に制作された映画『The Lost Bus』(2025)の予告編が公開された。同作では、命がけの救出劇を遂げたスクールバス運転手の姿を映し、主演は『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)などで知られるマシュー・マコノヒーが務めている。(文・編集部)
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静かなる英雄たちの物語
本作は2025年秋、Apple TV+と一部劇場で公開予定だ。マコノヒーが演じるのは、実在のバス運転手ケヴィン・マッケイ。炎に包まれた山道を走り抜け、取り残された子ども23人とその教師を救い出す物語が展開される。
2018年11月、カリフォルニア州ビュート郡で発生した山火事は死者86人、焼失面積15万以上という甚大な被害をもたらした。今ではこの出来事を「キャンプファイヤー」と名付けられている。
本作の監督を務めたのは、グリーングラス監督。実話を元に制作したことについて以下の言葉を残した。
「本作は静かなる英雄たちの物語。想像を絶する事態の中で人々が手を取り合う、その姿に深く心を打たれた」
過酷な現実を乗り越えた人々の勇気が、スクリーンで鮮やかに甦る。
(文・編集部)
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