実写版『リロ&スティッチ』が初登場1位獲得! 横浜流星×吉沢亮『国宝』の順位は?【週末興行ランキング】
興行通信社より週末映画動員ランキング(6月6日~6月8日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。 ディズニーの人気アニメーションを実写化した『リロ&スティッチ』をはじめとした新作の動向は? 前回1位のトム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』の順位は?
『リロ&スティッチ』が初登場1位!
今週の動員ランキングは、両親を亡くした少女と暴れん坊のエイリアンの出会いと交流を描いたディズニーの人気アニメーションを、ディーン・フライシャー・キャンプ監督が実写化した『リロ&スティッチ』(ディズニー)が、初日から3日間で動員38万1000人、興収5億6300万円をあげ、初登場1位に輝いた。
アニメーション版でもスティッチの声を担当したクリス・サンダースが引き続きスティッチの声を務め、リロ役にマイア・ケアロハ、姉のナニ役にシドニー・エリザベス・アクドン。日本語吹替版では、山寺宏一、永尾柚乃、MOMONAがそれぞれの声を担当している。
2位には、公開20日間で興収30億円を突破し、今年公開の実写作品で最速記録を達成した『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(東和ピクチャーズ)が続き、週末3日間で動員24万7000人、興収4億300万円を記録。累計成績は動員224万人、興収34億円を突破した。
3位には、吉田修一が歌舞伎の世界を描いた同名小説を李相日監督が映画化した『国宝』(東宝)が、初日から3日間で動員24万5000人、興収3億4600万円を記録して初登場。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・立花喜久雄を吉沢亮が演じ、喜久雄のライバルとなる歌舞伎名門の御曹司・大垣駿介を横浜流星、喜久雄を引き取る歌舞伎名門の当主・花井半二郎を渡辺謙が演じている。
公開8週目を迎えた『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(東宝)は、週末3日間で動員14万8000人、興収2億2300万円をあげ4位となった。累計成績は動員946万人、興収137億円を記録している。
また、中村義洋監督が泉朝樹による人気ホラーコメディ漫画を実写化した『見える子ちゃん』(KADOKAWA)が7位にランクイン。ある日突然、霊が“見える”ようになった女子高生・四谷みこを原菜乃華が演じ、久間田琳加、なえなの、山下幸輝らが共演している。