ナタリー・ポートマン製作のアニメ『Arco/アルコ』がアヌシー最高賞を受賞! 青木康浩監督作品も審査員賞で日本人も活躍
text by 編集部
未来の少年と崩壊寸前の地球を結ぶ絆を描いたフランスの長編アニメ『Arco/アルコ』(2025)が、アヌシー国際アニメーション映画祭2025で最高賞「クリスタル賞」に輝いた。制作にはナタリー・ポートマンが名を連ねていることでも注目を集めていた。(文・編集部)
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青木康浩監督も審査員賞受賞!
アヌシー映画祭で栄誉あるクリスタル賞を受賞した『Arco/アルコ』(2025)は、著名イラストレーターであるユーゴ・ビアンヴニュ氏が手がけた初監督作だ。本作は、2932年の未来から2075年の地球へと虹を通じてタイムスリップしてきた10歳の少年アルコと、気候変動により荒廃した世界で生きる少女アイリスとの出会いから始まる。
同映画祭ではほかにも、青木康浩監督による日本作品『ChaO2025』(2025)が審査員賞を受賞しており、日本人の活躍も光った。アヌシー国際アニメーション映画祭は、アカデミー賞への重要な登竜門ともいわれており、昨年の受賞作『Flow』(2024)はオスカーノミネートを果たしている。『Arco/アルコ』(2025)もこの勢いのまま、賞レースの有力候補として浮上しそうだ。
(文・編集部)
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