全米トップ10入りのサバイバル・ホラー映画『エレベーション 絶滅ライン』ジョージ・ノルフィ監督がコメントを公開
全米トップ10入りを果たしたサバイバル・ホラー映画『Elevation(原題)』が、『エレベーション 絶滅ライン』の邦題で、7月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて公開されることが決定した。日本公開を記念し、ジョージ・ノルフィ監督からコメントがコメントを寄せた。(文・編集部)
ジョージ・ノルフィ監督コメント
本作は、人類の95%が死滅した世界で、生き残るためには地上2500m以下には降りてはいけないという条件のもと、スリル溢れるサバイバル・ホラー作品だ。
この設定についてジョージ・ノルフィ監督は、「人口の95%が滅び、残りの5%が標高2,500m以上の静寂な山頂のコミュニティに住み、眼下の死と破壊とは無縁の世界を想像してみてほしい。このバーチャルなエデンの園は、食料、水、安全、そして素晴らしい自然の美しさなど、人が必要とするものすべてを提供している。私が興味をそそられたのは、このような世界で人類は本当に繁栄できるのだろうかという疑問だった。物理的なニーズはすべて満たされているのに、世界から隔離されたら、人はどうなるのか?私たちの進化と偉大な文明の創造を助けたテクノロジーと知性は、私たちを破滅に向かわせるものなのか?」と語っている。
アンソニー・マッキーや、モリーナ・バッカリンらキャストの起用については、「この物語に命を吹き込むこと、アンソニー・マッキーと3度目のタッグを組むこと、そしてモリーナ・バッカリンをはじめとする素晴らしい才能を持つキャストたちとの共演は、挑戦的でありながら爽快でもあった」と語り、美しい山脈での撮影については、「コロラド・ロッキー山脈の営業中のスキーリフトから、地下1マイルの現役鉱山の奥深くまで、息をのむような絶景と、しかし過酷なロケーションで撮影を行った。これらの舞台は単なる背景ではなく、映画の緊張感と緊迫感を高め、真に没入できる演劇的な体験を作り出した」と振り返っている。
最後に「私たちのチームは全員、この映画が単に楽しませるだけのものでなく、人類の未来に疑問を抱かせるものであるよう、限界に挑戦し、総力を挙げた」と、映画のテーマについて明らかにした。
【作品情報】
監督:ジョージ・ノルフィ
製作:ブラッド・フラー
出演:アンソニー・マッキー、モリーナ・バッカリン、マディー・ハッソン
2024年/アメリカ/英語/91分/カラー/シネスコサイズ/原題:Elevation/配給:アット エンタテインメント/
映倫区分:G
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公式サイト
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【了】