俳優のブラッド・ピットが、『F1/エフワン』（2025）のプロモーション中に受けたインタビューで、かつてトム・クルーズと共に出演予定だったレーシング映画『フォードvsフェラーリ』（2019）について語った。意外にも、2人は運転シーンが少ないことを理由に降板していたという。(文・編集部)

———————————–

配役は決まっていたはずのに…？

　ピットは、10年以上前に『フォードvsフェラーリ』（2019）の企画に携わっていたとしながら、次のように語った。

「当時、トムはキャロル・シェルビー役をやりたがっていて、僕はケン・マイルズ役を希望していた。でも、トムがシェルビーってあまり運転しないんだと知って、計画が頓挫したんだ」

　その後、シェルビー役はマット・デイモン、マイルズ役はクリスチャン・ベールが務め、ジェームズ・マンゴールド監督によって完成した同作は、批評家・観客双方から高評価を得る作品となった。

　インタビューではまた、クルーズと再共演する可能性についても触れ、ピットは1990年のクルーズ主演作『デイズ・オブ・サンダー』（1990）の続編への関心も示した。「ハリウッド・リポーター」によれば、クルーズは同作の続編企画を進行中だという。

　今後、ピットとクルーズの再共演は果たされるのか？ 二人の名優が再びハンドルを握る日が待ち遠しい。

(文・編集部)

【関連記事】
・最も“つまらない”トム・クルーズ映画は…？ 残念な失敗作5選。出来の悪さに閉口…。レジェンド俳優の汚点となった迷作とは？
・クイズ作家が選ぶ、IQ・知能指数が高いキャラを描いた作品5選。観ているだけで頭が良くなる…？ 満足度の高い作品をセレクト
・史上最高のトム・クルーズ映画は？ 至高のおすすめ主演作5選。生けるレジェンド俳優の魅力がたっぷり詰まった作品をセレクト
【了】