新恐竜の着想は名作『スターウォーズ』から? 『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の新恐竜誕生の裏側に驚き
text by 編集部
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(2025)に登場する異形の新恐竜D-レックスについて、監督ギャレス・エドワーズがファンの間で囁かれていた着想の裏側に関して発言をした。その恐竜が生まれたデザインの背景には、過去の名作が大きく関わっているという。
(文・編集部)
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異形の新恐竜D-レックス、誕生の裏にあった意外な着想とは
本作の監督ギャレス・エドワーズは、映画メディア「Screen Rant」のインタビューに応じ、新たな恐竜・D-レックスに込めたデザインの意図を明かした。
エドワーズによれば、D-レックスの造形は映画『エイリアン』(1979)や『スター・ウォーズ』シリーズに登場するモンスター・ランコアからインスピレーションを得ているという。さらに、王道の恐竜ティラノサウルスの要素もデザインのベースに含まれており「これまでの名作のエッセンスを融合させたハイブリッドな存在」だと語っている。
加えてエドワーズは、「D-レックスは恐ろしいだけではなく、どこか哀れにも思える存在。それこそがこのキャラクターの核心なんだ」と述べ、モンスターで恐怖とは違った感情を観客に持たせることで、共感を呼び起こす存在を目指したという。
なお、『ジュラシック・ワールド』シリーズでは過去にも、DC映画『ジョーカー』をインスピレーション源とした恐竜が登場したことがある。そうした文脈の中で誕生した新たなD-レックスが、どのようにスクリーンで暴れまわるのか、日本での公開が待ちきれない。
(文・編集部)
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