真の名作はアクションじゃなかった…? 海外メディアが話題にしたトム・クルーズの隠れた傑作は酷評もあったあの作品だった
text by 編集部
『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン』シリーズなど、数々のアクション作品で活躍をしてきたトム・クルーズ。今でこそ、ファンからすればアクション作品といえばクルーズの印象が強いが、海外メディアがクルーズの傑作に挙げたのは別の作品だった。(文・編集部)
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美貌と名声の崩壊を描いた、トム・クルーズの異色作
トム・クルーズの名作について話題にしたのが、海外メディアの「Screen Rant」だ。当メディアが話題に挙げたのが2001年に公開された映画『バニラ・スカイ』(2001)。「今こそ再評価されるべき心理SF」だと評価している。
『バニラ・スカイ』(2001)は、スペイン映画『オープン・ユア・アイズ』(1997)のリメイク作品。
出版会社を継いだプレイボーイのデヴィッド(トム・クルーズ)は、事故で人生を一変させてしまい、現実と幻想の境界をさまようことになる。出会いと喪失、そして現実崩壊の中での真実の追求が軸となった物語だ。
この物語のクルーズは、アクション映画の面影はまるでない。まさに真実に生きる俳優として君臨している。興行的には成功したが、批評面では酷評も多かった『バニラ・スカイ』(2001)。
しかし、それも誰もが期待していたクルーズ像とは異なる姿を描いたからこそ。本当に真のクルーズの凄さは、この作品にあるかもしれない。
(文・編集部)
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