『鬼滅の刃』が早くも100億達成!『事故物件ゾク』『木の上の軍隊』など新作は何本ランクイン?【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(7月25日~7月27日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。中田秀夫監督のホラー新作『事故物件ゾク 恐い間取り』はじめ、新作は何本ランクイン? 先週1位を獲った『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の累計興行収入は?

『鬼滅の刃』2週連続1位獲得!

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 今週の動員ランキングは、前週ロケットスタートを切った『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(東宝/アニプレックス)が、週末3日間で動員212万1000人、興収30億9900万円をあげ、2週連続1位となった。公開から8日間で興収100億円を突破し、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開10日間で記録した興収100億円突破の最速記録を更新した。累計成績は動員910万人、興収128億円を超え、歴代興収ランキングでは公開2週目にして早くも29位にランクインした。

 2位も変わらず、公開8週目を迎えた『国宝』(東宝)が続き、週末3日間で動員28万3000人、興収4億1900万円を記録。累計成績は動員538万人、興収75億円を突破している。
 
 新作では、3位にマーベルのヒーローたちの原点であり、その礎を築いた4人のチームを描いた『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(ディズニー)が、初日から3日間で動員20万5000人、興収3億5100万円をあげ初登場。宇宙ミッション中の事故で特殊能力を得たヒーローたちを、ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン=モス・バクラックが演じ、監督はマット・シャックマン。

 4位には、中田秀夫監督が主演に“Snow Man”の渡辺翔太を迎えたホラーシリーズ第2弾『事故物件ゾク 恐い間取り』(松竹)が初日から3日間で動員19万9700人、興収2億7700万円をあげてランクイン。共演は畑芽育、吉田鋼太郎の他、原作者の松原タニシも出演している。

 5位には、夏のWヒーロー作品を2本立てで上映する『映画 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者/映画 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』(東映)が初登場。

 6位には、実話から着想を得た井上ひさし原案の舞台を、平一紘監督が堤真一と山田裕貴のW主演で映画化した『木の上の軍隊』(ハピネットファントム・スタジオ)がランクインした。

 既存作品では、公開から12週目を迎えている『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』(松竹)が前週よりさらにワンランクアップして7位となり、累計成績は動員104万人、興収17億円を突破した。

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