「舞台をアメリカからイギリスに移した」映画『ブラックバッグ』スティーヴン・ソダーバーグ監督が作品の見どころを解説

text by 編集部

『オーシャンズ』シリーズほか数々のヒット作を手掛け、アカデミー賞監督賞受賞の実績を誇るスティーヴン・ソダーバーグ監督の最新作『ブラックバッグ』が、9月26日(金)より全国公開する。スティーヴン・ソダーバーグ監督が自ら語る見どころ&NYCプレミア特別映像が公開された。(文・編集部)

企画段階では、本作の舞台はアメリカだった!

映画『ブラックバッグ』
© 2025 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.

 スタイリッシュでスリリングでありながらも、娯楽性と知性、現実感が見事に融合し、観る者を惹きつけてやまない作品を数多く生み出してきたスティーヴン・ソダーバーグ監督がコメントを公開した。

 ソダーバーグ監督は、「アメリカの諜報機関を舞台にしたドラマや映画があまりにも多い」という理由で、企画段階で監督は「舞台をアメリカからイギリスに移す」という大きな変更を決断したという制作秘話を明かした。そして、脚本家のデヴィット・コープも。その決断力がソダーバーグの最も優れた点だと信頼を寄せ、提案を受け入れたという。

 スパイという職業がゆえに、お互いが時に謎めいた存在である夫婦の“裏切り”という概念がどう描かれているのが、是非本編に期待してほしい。

 あわせて、NYCで行われたプレミアの様子をスタイリッシュに映し出された特別映像「S・ソダーバーグ&豪華スパイキャストがプレミアに降臨!」編が公開された。ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダーの他、レゲ=ジャン・ペイジやナオミ・ハリスらが、ニューヨークに大歓迎された様子が劇中の佇まいさながらの美しさで切り取られている。

【作品情報】

監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本・製作総指揮:デヴィッド・コープ
出演:ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダー、マリサ・アベラ、トム・バーク、ナオミ・ハリス、レゲ=ジャン・ペイジ、andピアース・ブロスナン
2025年/アメリカ/スコープ・サイズ/94分/カラー/英語/5.1ch/日本語/字幕翻訳:松崎広幸/原題『BLACK BAG』
/配給:パルコ ユニバーサル映画
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