『鬼滅の刃』が、日本映画歴代興収トップ10入り! 『劇場版 TOKYO MER』の初週の結果は? 【週末興行ランキング】
興行通信社より週末映画動員ランキング(8月1日~8月3日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。ディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』をはじめ、新作は何本ランクイン? 先週1位を獲った『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の累計興行収入は?
『鬼滅の刃』3週連続1位獲得!
今週の動員ランキングは、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(東宝/アニプレックス)が、週末3日間で動員173万9600人、興収24億5700万円をあげ、3週連続で1位をキープした。累計成績は動員1255万人、興収176億円を突破し、歴代興収ランキングでは早くもトップ10にランクインした。
2位には、オペ室を搭載した大型車両=ERカーで事故や災害現場に駆け付ける救命医療チームの活躍を描いた、鈴木亮平主演ドラマの映画化第2弾『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(東宝)が、初日から3日間で動員67万5000人、興収9億1100万円をあげ初登場した。
今年公開の実写映画としては、最高のオープニング成績を獲得し、配給元は興収50億円も狙えるスタートとしている。監督は前作に引き続き松木彩が務め、共演は賀来賢人、菜々緒らこれまでのキャストに加え、南海MERのメンバーとして、江口洋介、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマらが参加している。
3位には『国宝』(東宝)が続き、週末3日間で動員30万9000人、興収4億4100万円を記録。累計成績は動員604万人、興収85億円を突破し、こちらも歴代興収ランキングで着々と順位を上げている。
4位には、ひとりぼっちの少年エリオと心優しいエイリアンの冒険と友情を描いたディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』(ディズニー)が、初日から3日間で動員14万6000人、興収1億9200万円をあげランクイン。
監督はマデリン・シャラフィアン、ドミー・シー、エイドリアン・モリーナの3名が務め、声の出演は主人公エリオ役にヨナス・キブレアブ、エリオの叔母オルガ役にゾーイ・サルダナ、エイリアンの少年グロードン役にレミー・エジャリー。日本語吹替版では川原瑛都、清野菜名、佐藤大空がそれぞれの声を担当している。
既存作品では、公開6週目を迎えた『F1/エフワン』(ワーナー)が前週から2ランク順位を上げ8位となり、累計成績は動員108万人、興収18億円を突破した。