強さはチート級?
中盤から登場する伝説の騎士が物語を引き締める
正義と誇りある者すべて守ると誓った、伝説の騎士・ゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ)も頼りがいのある味方だ。日本語吹き替えを務めるのは、ベテラン声優・中村悠一。
本作では、ダンジョン内の「よみがえりの石板」を案内する者として、中盤から登場する。聖人君子的な彼は、エドガンとは真逆の性格ながら、気の合う仲間となる。
この辺りの描写には、現実社会でも十分にあり得ると思わせるリアリティーがあり、純然たるファンタジーではあるものの、社会の縮図を垣間見ているような気分になる。
ゼンクは戦闘能力も極めて高い。自慢の剣術を駆使して、ダンジョン内の伝説のモンスター・レッドドラゴンと対峙するシーンは胸が熱くなること請け合いの名シーンだ。