映画『スクール・オブ・ロック』20周年記念! 俳優ジャック・ブラックがキャスト陣を集めた同窓会を計画中
最高のミュージカル・コメディ作品と言っても過言でない映画『スクール・オブ・ロック』。2003年に初公開され、今年10月3日で公開から20年を迎える。そんな中、俳優ジャック・ブラックが、映画『スクール・オブ・ロック』のキャストと20周年記念の再結成を計画していることを明らかにした。
「当時10歳だった子供が30歳になっているんだ」
伝説のミュージカルコメディの感動を再び
この映画のストーリーは、 俳優ジャック・ブラック演じる、生活に困窮しているギタリストのデューイ・フィンが、家賃を支払うためにルームメイトの名を騙って、名門小学校の代用教員の職を得る。アルバイト気分の彼は、連日子供たちにロックを教えバンドを結成。デューイ・フィンは、生徒たちの音楽の才能を見出し、学校に内緒でコンテストに出場しようと動き出すという話になっている。
カナダニュースサイトScreen Rantによると、最近俳優ジャック・ブラックは映画『スクール・オブ・ロック』のキャスト20周年記念を計画していることを明かし「あの映画を作ったとき10歳だった子供達が、現在はもう30歳になっているんだ。みんなで集まって、20周年記念をやるんだ。『スクール・オブ・ロック』の大人たちに会うのがとても楽しみだよ。」と話したようだ。
大好評であった映画『スクール・オブ・ロック』の正式な続編が製作されないことを考えると、ジャック・ブラックがその才能あるキャストを思い出し、祝福することに力を注いでいることは心強いことだ。しかし、同窓会だけでなく、この映画の魅力をもっと広めたいというファンや、キャスト陣の想いがあるのも事実のようで、『スクール・オブ・ロック』は、2015年にミュージカルとしてブロードウェイデビューし、その後多くの地域でツアーを実施。
さらにはアメリカ合衆国のケーブルテレビチャンネル「ニコロデオン」が2016年に『スクール・オブ・ロック』のテレビシリーズを発表し、3シーズンの放送を行い2018年に終了した。
『スクール・オブ・ロック』は、その人気や、ストーリーを継承するためにいくつかの方法を模索してきたようだが、いずれ真の続編作品『スクール・オブ・ロック2』の製作が実現することを望む声も多くある。
続編の噂は2008年に始まったが、俳優ジャック・ブラックは、映画監督リチャード・リンクレイター、脚本家マイク・ホワイトの3人で続編を計画することができなかったようで、2012年頃に、続編の実現の可能性は低いと発表した。
続編が実現しなくても、映画『スクール・オブ・ロック』は、他の媒体でストーリーを継続し、公開から20年経った今でも多くのファンに愛され続けている名作であることは間違いない。
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