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『アナ雪』を超える可能性も…? 映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』全世界で大ヒット。大当たりの理由は?

text by 編集部

イルミネーションとユニバーサルの任天堂ビデオゲームを映画化した作品、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、初日全米興行収入で5500万ドルを記録し、アニメ作品の中で歴代トップのスタートを切ったと、米メディアが報じた。今年公開作品の中で最大級のヒットとみられている。

『アナと雪の女王2』の記録抜く
大人世代からも高い関心が寄せられる

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、マシュー・フォーゲルが脚本、アーロン・ホーバスとマイケル・イェレニックが監督を務めて、クリス・メレダンドリの米国の映画製作会社イルミネーション・エンタテイメントの親会社であるユニバーサルと、任天堂が共同出資し製作が行われた作品。初日全米興行収入で5500万ドルを記録し、アニメ映画としては映画『インクレディブル・ファミリー』(2019年)に次ぐ歴代2位を記録。

公開後5日間の全米興行収入は1億9500万ドル以上、その他の国で1億7300万ドルとなり、その記録は映画『アナと雪の女王2』(3億5800万ドル)を抜いて、アニメ作品のなかで歴代トップのスタートを切った模様だと米The Hollywood Reporterが伝えている。

ビデオゲームの映画化作品としては史上最高のオープニングで、映画『怪盗グルーの月泥棒』(2010)や、『ミニオンズ』(2015)を手掛けたクリス・メレダンドリの米国の映画製作会社イルミネーション・エンタテイメントとして史上最高のスタートとなった。さらには2023年のこれまでの映画作品のオープニングとして、トップの成績を収めることがすでに確実となっているようだ。

家族連れの関心を多く集めており、子供はもちろんのこと、任天堂の大人気ゲーム『スーパーマリオ』で遊んだことのある大人世代にも大きな関心を集めている。

米varietyによると、今回ドンキーコングの声を演じた俳優セス・ローゲンは、11歳の時に見た先代の映画化を振り返り「とてもがっかりした。映画ってダメになるもんなんだなと思い知らされた気がした」、「あのときの悔しさを晴らせるのはうれしい」と語ったようだ。

声優として、俳優キーガン=マイケル・キー、アーニャ・テイラー=ジョイ、ジャック・ブラック、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケビン・マイケル・リチャードソン、セバスチャン・マニスカルコが参加。また、30年以上に渡り人気ゲーム『スーパーマリオ』で、マリオとルイージの声を担当してきた声優チャールズ・マーティネーが特別出演を果たしている。

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の日本公開は4月28日。日本で大人気のビデオゲーム『スーパーマリオ』の映画化だけあり、日本公開後の記録が一体どこまで伸びるのか楽しみである。

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