ホーム » 投稿 » 海外映画 » 劇場公開作品 » マーベル史上最も不人気…? 映画『アイアンマン2』トラブル満載の制作秘話を紹介。高額なギャラに不満を示した名俳優とは? » Page 2

ブラックラッシュ役のミッキー・ロークは問題児?

ミッキーロークGetty Images

また、悪役を演じた俳優ミッキー・ロークは、映画『アイアンマン』のコミック内に登場する敵役の歴史はおろか、主人公が誰なのかも知らないまま出演し、監督らに奇妙な要求を提示したという。

その要求とは、自分のキャラクターがロシア訛りで話し、肩に鳥を乗せるキャラクターにするべきだというもので、奇妙な要求ではあったものの、結果的にその要求は通った。

なお、ミッキー・ロークは25万ドル(日本円で約3300万円)という最初のオファーに難色を示したため、ロバート・ダウニー・Jrが自分のギャラの一部をカットして彼の報酬を上げることで、ローク出演が実現したという。

そこからロークは、映画撮影のため、マフィアのタトゥーやロシアの刑務所文化について調べ、モスクワのブティルスカヤ刑務所にも足を運んだ。

しかし、彼を起用するための製作者側の努力にもかかわらず、ロークは、ファブロー監督や、マーベル・スタジオに対して不満を持ったままこの作品に参加しており、監督たちを”心ないコミックブック映画メーカー”とみなしていたようだ。

このように数々の問題を抱えながらも製作が行われた映画『アイアンマン2』。『アイアンマン』シリーズ3部作の中で最も評価が低い作品になっているが、トラブル続きの制作秘話を知った上で観ることで、味わい深さが増すかもしれない。

【関連記事】
「キャラと声が合ってない…」残念なアベンジャーズキャラクターの日本語吹き替え5選。マーベルファンが許せない吹き替えとは?
日本で最も人気のマーベル映画は? MCU作品興行収入ベスト5。大ヒットの理由も併せて徹底考察
マーベル史上最もコケた映画は? MCU作品興行収入ランキングワースト5。面白いけど物足りない…。爆死の理由を徹底考察

1 2
error: Content is protected !!