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アカデミー賞ノミネート映画『EO イーオー』日本公開&スコリモフスキ監督85歳の誕生日を記念してメッセージ映像解禁!

text by 編集部

世界三大映画祭の全てで賞を獲得している鬼才、イエジー・スコリモフスキ監督の最新作映画『EO イーオー』。サーカス団から連れ出されてしまうロバが主人公の、今までにない異色の物語である。5月5日の日本公開日はスコリモフスキ監督の85歳の誕生日。日本公開を前にスコリモフスキ監督から、日本の観客へのメッセージ動画が解禁される。

5月5日の公開日は「日本からの贈り物」
スコリモフスキ監督85歳の誕生日を迎える記念すべき日

© 2022 Skopia Film Alien Films Warmia Masuria Film FundCentre for Education and Cultural Initiatives in Olsztyn Podkarpackie Regional Film Fund Strefa KulturyWrocław Polwell Moderator Inwestycje Veilo ALL RIGHTS RESERVED

【ストーリー】

愁いを帯びた瞳とあふれる好奇心を持つ灰色のロバ、EO。心優しきパフォーマー、カサンドラのパートナーとしてサーカス団で生活していたが、ある日、サーカス団から連れ出されてしまう。
予期せぬ放浪の旅のさなか、善人にも悪人にも出会い、運を災いに、絶望を思わぬ幸福に変えてしまう運命の歯車に耐えている。しかし、一瞬たりとも無邪気さを失うことはない。

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【イエジー・スコリモフスキ監督メッセージ映像】

イエジー・スコリモフスキ監督7年ぶりの新作となる映画『EO イーオー』。ロベール・ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』に着想を得た本作の主人公は、”EO(イーオー)”という名のロバ。サーカス団から連れ出され、ポーランドからイタリアへと予期せぬ放浪の旅に出ることになる。

スコリモフスキ監督初のアカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたほか、プレミア上映となった第75回カンヌ国際映画祭では審査員賞・作曲賞2部門を受賞、全米映画批評家協会賞では外国語映画賞/撮影賞の2部門を受賞し、NewYork Timesでは2022年のNo.1ムービーに選出された。

ロバが主人公という異色の映画だが、イエジー・スコリモフスキ監督は「この映画は動物と自然への愛から生まれたもので、その想いをみなさんと分かち合いたいと思っている」と語る。

映画『EO イーオー』は5月5日より
ヒューマントラストシネマ渋谷他公開!

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監督:イエジー・スコリモフスキ
脚本・製作:エヴァ・ピアスコフスカ、イエジー・スコリモフスキ
出演:サンドラ・ジマルスカ、ロレンツォ・ズルゾロ、イザベル・ユペール
2022/ポーランド、イタリア/カラー/ポーランド語、イタリア語、英語、フランス語/88分 映倫:G  後援:ポーランド広報文化センター
配給:ファインフィルムズ
© 2022 Skopia Film, Alien Films, Warmia-Masuria Film Fund/Centre for Education

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