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爆死ポイント② 演出が既視感バリバリ&微妙に安っぽい

監督を務めたトメックバギンスキーGetty Images

今作は制作費に6000万ドルも掛けたそうで、見た目的にはいまどきのハリウッド映画っぽくはなっている。それでもほんのり古くさく、既視感バリバリで、なんだか安っぽいのである。

冒頭の地下闘技場も、汚し方が足りないのかスタジオのセット感が出てしまっているし、エキストラがショボいのかまったく迫力がない。中盤のマリンさんと修行する場所は、CGで飾りつけてはいるが、微妙に殺風景。東映特撮アクションによく出てくる採石場にオマージュを捧げているのかもと思ったが、何度も出てくるとロケ費を浮かせただけのような気がしてくる。

バトルシーンも、エフェクト多めで頑張っているのだが、クライマックスで展開する赤と青の闘気の激突などは、パチンコのリーチ演出のようで安っぽい。

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