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北欧の巨匠にして衝撃的問題作を生み出し続ける映画界の異端児

監督・脚本:ラース・フォン・トリアー

© 2022 VIAPLAY GROUP, DR & ZENTROPA ENTERTAINMENTS2 APS
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デンマークが生んだ最も野心的で、独自の映像言語を持つ映画監督ラース・フォン・トリアー。

批評精神に溢れたテーマ、ベルイマンからカール・ドライヤーなど映画史に名を残す映画人たちの作品や文学からのリファレンス、ホラー、メロドラマ、ポルノといったジャンル映画の新構築、実験的な撮影手法、知性と俗物性を絶妙なバランスで配合した挑発的な作風は、毎作ごとに少なからずセンセーションを巻き起こす。

その過激な表現を受け付けない人がいる一方で、熱狂的な支持者も多い。かつて、クエンティン・タランティーノは『ドッグヴィル』(2003)を “最高の脚本”として挙げたほか、ポール・トーマス・アンダーソンは「フォン・トリアーの鞄持ちなら喜んでする」と言い、マーティン・スコセッシは『奇跡の海』(1996)を90年代の映画ベスト10に挙げ、ジョニー・デップは「監督にオファーを待っていると伝えてくれ」とデンマークの雑誌インタビューで語ったこともあるほど。

近年は、自らの「鬱」体験や、カンヌ映画祭での失言による追放、パーキンソン病の公表など、荒波にもさらされてきた印象も強いが、それでもなおコンスタントに新たな試みに挑んだ作品を撮り続けている。

「ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023」7/7より期間限定公開

© 2022 VIAPLAY GROUP, DR & ZENTROPA ENTERTAINMENTS2 APS
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7月7日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて14作品が期間限定公開される「ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023」の特別鑑賞券<7回券>¥9,100(税込)の販売が決定。(当日1作品¥1,900の処)販売は5月26日(金)より。

特別鑑賞券劇場窓口購入者限定で「特製サコッシュ」(非売品/数量限定先着順/一部劇場を除く)付き。

【メイジャー公式】https://www.major-j.com/

【上映作品】

1. エレメント・オブ・クライム【4Kデジタル修復版】(1984年/103分/デンマーク)
2. エピデミック~伝染病【4Kデジタル修復版】(1987年/106分/デンマーク)
3. ヨーロッパ【4Kデジタル修復版】(1991年/107分/デンマーク)
4. 奇跡の海【4Kデジタル修復版】(1996年/158分/デンマーク)
5. イディオッツ【4Kデジタル修復版】(1998年/114分/デンマーク、スウェーデン、フランスほか)
6. ダンサー・イン・ザ・ダーク【4Kデジタル修復版】(2000年/140分/デンマークほか)
7. ラース・フォン・トリアーの5つの挑戦【HDリマスター版】 ※日本劇場初公開(2003年/90分/デンマーク、スイスほか)
8. ドッグヴィル【4Kデジタル修復版】(2003年/177分/デンマーク、イギリスほか)
9. マンダレイ【HDリマスター版】(2005年/138分/デンマーク、イギリスほか)
10. ボス・オブ・イット・オール【HDリマスター版】※日本劇場初公開(2006年/99分/デンマーク、スウェーデンほか)
11. アンチクライスト(2009年/108分/デンマーク)
12. メランコリア(2011年/135分/デンマーク、スウェーデンほか)
13. ニンフォマニアック Vol. 1 【ディレクターズカット完全版】※日本劇場初公開(2013年/147分/デンマーク)
14. ニンフォマニアック Vol. 2 【ディレクターズカット完全版】※日本劇場初公開(2013年/177分/デンマーク)
※追加決定:ノクターン ※日本劇場初公開(1980年/8分/デンマーク)

※上映スケジュールの詳細は、各上映劇場のホームページにて発表

公式サイト:https://synca.jp/LvT_Films/

映画『キングダム エクソダス〈脱出〉』7/28より公開!

ラース・フォン・トリアー監督の最新作『キングダム エクソダス〈脱出〉』は、7月28日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開。『キングダム』Ⅰ&Ⅱ【2Kデジタル修復版】も一挙公開される。

配給:シンカ
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