5.『インディ・ジョーンズとレイダース/失われたアーク《聖櫃》』
米国内オープニング記録
3,150万ドル(約45億円)※インフレ調整後
当時は、作品公開後、時間を掛けて公開範囲を広げていくのが主流となっていた。本作は、6月12日から14日の週末に1,068の劇場で公開され、830万ドル(約11億8千万円)の興行収入を記録。インフレ調整後、この記録は、国内興収3,150万ドル(約45億円)に相当する。
その後、映画『インディ・ジョーンズとレイダース/失われたアーク《聖櫃》』は1981年最大の映画作品と君臨。映画『黄昏』や映画『スーパーマン II/冒険篇』を抑え、3億5,400万ドル(約504億円)を売り上げた。
スーパーマンの続編作品が公開されると、本作は2位に転落するも、公開2週目の週末に興行収入わずか8%の下落に留まり、公開6週目の週末に1位に返り咲く。その後42週間にわたり、トップ10入りを維持する。これが「インディ・ジョーンズ」フランチャイズの誕生となった。