4.『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
米国内オープニング記録
6,040万ドル(約86億円)
6月30日から7月にかけての週末に公開された本作。オープニングの興行収入が6,040万ドル(約86億円)という、製作費2億9,500万ドル(約425億円)の大作としては、あまり芳しいと言えないスタートを切った。
スピルバーグ監督から、ジェームズ・マンゴールド監督に映画の製作が引き継がれることが決定し、この映画の公開は、何度も延期に見舞われた。
その後、コロナパンデミックが起こり、高齢者層の映画視聴者は、気軽に劇場に出向き、映画を鑑賞するという従来の視聴スタイルから、どの映画作品を劇場で視聴するか、より一層考えてから視聴を行うという、大衆の中に身を投じるリスクを考慮した視聴スタイルに変化したのだ。
しかし、公開初日の週末、本作を視聴した年齢層で最も多かったのは55歳以上の層で、視聴者の23%を占める結果となった。通常、この層は5パーセントに過ぎないのが一般的なようだ。そのため、ルーカスフィルムとディズニーは、本作が今後特に家族連れの間で脚光を浴びることを期待しているようだ。