今年の第80回ヴェネツィア国際映画祭に登場する作品は、ウェス・アンダーソン監督や、リュック・ベッソン監督の作品など、超豪華作品がラインアップしている。中でも、デヴィッド・フィンチャー監督の新作映画『The Killer(原題)』は映画祭でプレミア公開されるようだ。今回は現地メディアの情報を参考に、その詳細を確認する。

2023年後半も超豪華ラインアップ！
『The Killer(原題)』映画祭後はNetflixで視聴可能

2023年も気が付けばもう後半。前半は映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や、映画『インディジョーンズと運命のダイヤル』、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3』そして宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』など、興奮作品が目白押しであった。

しかし2023年には、まだまだ大物映画監督の大興奮作品が我々を待っているのだ。

マーティン・スコセッシ監督の復帰作『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』。リドリー・スコット監督の歴史大作『ナポレオン』。そしてドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『デューン 砂の惑星PART2』。それに加え、映画『ファイト・クラブ』(1999)や、映画『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)のデヴィッド・フィンチャー監督が製作を務めた、映画『The Killer(原題)』もリスト入り。

英Empireによると、本作には、俳優マイケル・ファスベンダーを筆頭に、女優ティルダ・スウィントン、アーリス・ハワード、チャールズ・パーネルなどが出演する。

他にもヴェネツィア国際映画祭では、エヴァ・デュヴァネイ監督の『Origin(原題)』。ウェス・アンダーソン監督の『奇才ヘンリー・シュガーの物語』。ソフィア・コッポラ監督の『プリシラ』。マイケル・マン監督の『フェラーリ』。ブラッドリー・クーパー監督の『マエストロ』。リュック・ベッソン監督の『ドッグマン』。ハーモニー・コリン監督の『Aggro Dr1ft（原題)』など、豪華なラインアップが揃っている。

映画『The Killer(原題)』は、映画『セブン』と同様に、サイコスリラー作品となっており、ファンの間では「第2の映画『セブン』誕生か」と期待の声が高まっている作品だ。

しかしヴェネツィア国際映画祭に足を運ぶことができなくても心配する必要はない。本作は、2023年11月10日よりNetflixで視聴することが可能となるのだ。

映画『The Killer(原題)』は、アレクシス・ノレントとリュック・ジャカモンの同名のフランスのグラフィックノベルを映画化した作品。脚本は英国アカデミー賞においてオリジナル脚本賞にノミネートされた映画『セブン』で有名なアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが担当した。ヴェネツィア国際映画祭は8月30日から9月9日まで開催される。

フィンチャーの映画『The Killer(原題)』にどのようなリアクションが起こるのか今から非常に楽しみである。

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