ディズニー&ピクサー最新作映画『マイ・エレメント』は、全米初日の興行収入1,180万ドル(約16億円)で初登場2位を記録。米国では映画『ザ・フラッシュ』の公開と同時期となる不運も影響した。しかしその記録は伸び、数週間後には、収支がプラスになるとのこと。今回はその詳細をCBR.comを参考に紹介していく。

映画『マイ・エレメント』世界中で人気が高まる

2億ドル(日本円で約280億円)の予算を掛け製作された、ディズニー&ピクサー最新作の『マイ・エレメント』。その収支は、あと数週間で、プラスに転じる予想が立てられている。

興収記者であるルイス・フェルナンドによると、本作は米国内で、1億4,500万ドル(日本円で約206億円)、海外で2億5000万ドル(日本円で約352億円)の興行収入を上げ、世界興行収入は約3億9,500万ドル(日本円で約558億円)に到達したとのこと。

2023年はディズニーとピクサーにとって興行的に困難な年となり、宣伝をほとんど行わなかった映画『マイ・エレメント』は、ピクサーにとって、歴代2番目に悪いオープニング興行収入となり、1995年の映画『トイ・ストーリー』（インフレ調整後）を下回る2,960万ドル(日本円で約42億円)を記録した。

しかし公開後にじわじわと動員を伸ばし、コロナパンデミック開始以来、オリジナル映画としては、最高の興行収入を記録するまでに回復したようだ。

批評面での評判も上々。特に、美しい映像と温かみのあるストーリーは高く評価され、中国と韓国では大ヒット中。一部の映画批評家は、8月4日の日本公開を、本作が黒字に転じる上での最終テストと見なしているようだ。

映画『マイ・エレメント』は、8月4日（金）に日本公開される。

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