『ジャングル・クルーズ』(2020)
監督:ジャウム・コレット=セラ
脚本:ジョン・ノーヴィル、ジョシュ・ゴールドスタイン、グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
キャスト:ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント、エドガー・ラミレス、ジャック・ホワイトホール
【作品内容】
アマゾンに伝わる〈不老不死の花〉を求め、観光客相手のクルーズ船の船長フランクと、イギリスからやってきた女性博士リリーは、謎に包まれたジャングルへ冒険の旅に出発。アマゾン奥地にあるとされる「クリスタルの涙」を目指してジャングルを進んでいく一行だったが、期せずして恐るべき真実を知り、奇跡の花をめぐる争奪戦に巻き込まれていく…。
1955年のアメリカ・ディスニーランドのオープンと同時に作られた人気アトラクションから誕生したスペクタクル・アドベンチャー。メガホンをとったのは、スペイン出身のジャウム・コレット=セラ。胸クソホラーとして名高い『エスター』(2009)や、サメ映画の快作『ロスト・バケーション』で知られる娯楽映画の名匠である。
数々のホラーやスリラー作品で腕を振るってきたジャウム・コレット=セラ作品だけあって、随所でドキッとする演出が堪能できる。その点、子供のみならず、大人も十分に楽しめる作品であると言えるだろう。