アメリカでフィーバー継続中! 映画『バービー』、全世界興行収入がワーナー・ブラザースの歴代2位を記録。さらなる伸びに期待
グレタ・ガーウィグ監督が製作を務めた、話題作である映画『バービー』。現在、本作の興行収入の記録はどんどん伸びており、史上最高の興行収入記録を誇るワーナー・ブラザース映画の一つとなったようだ。今回はそんな驚異の速度で記録を破る映画『バービー』の詳細を、現地メディアを参考にご紹介する。
歴史を塗り替えるか!?
猛烈なスピードで伸びる興行収入
米The Hollywood Reporterによると、本作の興行収入は全世界で11.8億ドル(日本円で約1700億円)に達した。これは、興行収入11.5億ドルであった、映画『アクアマン』(2018)を抜き、ワーナー・ブラザースの歴代興行収入第2位を記録。一方、日本は3日間で興収1.9億円というスタートを切った。
現在、ワーナー・ブラザースの歴代1位の座は、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)(興収13.4億ドル)だ。映画『バービー』と、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の差はおよそ1億6000 万ドル(約232億円)。
この2作品の興行収入は、巨額なため、もはやそれほど大きな差ではないように感じるかもしれない。しかし金額だけをよく見れば、日本円で232億円というのは、非常に大きな差であることには変わりない。
映画『バービー』の興行記録を塗り替えるスピードは、非常に早く、そのスピードは、公開オープニングの週末だけで、米国内興行収入は1億6200万ドル(約230億円)に達する程である。週末ごとの興行収入はこの数週間で減少傾向にはあるものの、映画『バービー』はチャート1 位を維持し、米国内興行収入で今週末3000万ドル(約45億円)以上を稼ぎ出した。
日本での公開もあり、今後の興行収入はさらに増える見込みがあり、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を超える記録を叩き出す可能性は十分にある。
映画『バービー』のカラフルでポップで明るく奇抜な世界観を持つ作風が、多様性の美しさを大きなスクリーンで表現する。バービーブランドが掲げている「”You can be anything”あなたは何にだってなれる」という、一人ひとりが自分らしく輝くことの重要性を訴える、前向きで力強いメッセージを、体現した本作は、現在絶賛公開中だ。
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