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「更新していくべきだ」❝Q❞を演じた俳優ベン・ウィショー。歴史ある『007』が今後新時代に向けて進むべき道とは?

text by 編集部

多くのファンに愛され続ける、スパイ映画の代名詞的作品『007』シリーズ。現在、次期ボンド役や作品内容の一新などに関して、多くの憶測が飛び交っている。そんな中、Q役を演じたベン・ウィショーが同シリーズの未来に対する独自の見解を表明したようだ。今回は、現地メディア米Movie Webを参考に、その詳細内容を確認していく。

ベン・ウィショーが語る『007』シリーズの今後とは?

ベン・ウィショー
ベン・ウィショー【Getty Images】

『007』シリーズと言えば、主人公ボンドの洒落たジョークに、イカした車、命からがらの危険任務が織りなす、スパイ映画の代名詞的作品である。

世界の美しいロケーションに、美女、軽快なアクションといった男性の憧れの要素が随所に散りばめられた本シリーズは、1962年から現在に至るまでの61年間という非常に長い間、数多くのファンに愛され続けた歴史的スパイシリーズだ。

このシリーズでは、2年前に公開されたシリーズ最新作である映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)を最後に、主人公ボンド役を合計5作品で演じた俳優ダニエル・クレイグが降板している。

そして今、新しいボンド役が一体だれなのか。そして、『007』シリーズが次期ボンドと共にどのように変化するのか、多くのファンが固唾を飲んで見守っている状況だ。

そんな中、過去3作のボンド映画にて、MI6での秘密兵器を支給する研究開発Q課の課長”Q”を演じた俳優ベン・ウィショーが、今後の『007』について独自の見解を表明した。

Q役を演じた俳優ベン・ウィショーは、テレビ・ラジオ番組の週刊誌である英RadioTimesと対談。今後のボンド作品について、「私が契約したのは3作品だけで、それはもう終わりました」と述べた。

さらに続けて「彼らは何本映画を撮っているのだろうか。25本とか…? シリーズを継続するのなら、その内容を新しく更新していく必要があると思います」と述べた模様。

ボンドシリーズの成功は、本作が、最新かつ独創的な内容を保ち続けられるかにかかっている。しかし、どのようにして現代の観客のセンスに『007』シリーズを合わせて刷新できるのかは、長らくの間の疑問となっている。

そして誰が次期ボンドを演じるのかという問題も残っており、これらの疑問に対し、多くの憶測が飛び交っている。

俳優ダニエル・クレイグが演じたボンドは、映画『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)から、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)までの全5作で、その任期は終了。

その後は次期ボンド役として、アーロン・テイラー=ジョンソン、ヘンリー・カヴィル、レジェ=ジャン・ペイジなどの著名な俳優陣たちが、最有力候補に挙がっているとのことだ。

実のところ、映画『007/カジノ・ロワイヤル』のオーディションで、ヘンリー・カヴィルがボンド役候補に挙がったことがあり、ダニエル・クレイグがオーディションにいなければ、ヘンリー・カヴィルがボンドを演じていたであろうと、本作の監督を務めたマーティン・キャンベルは語っている。

ヘンリー・カヴィルの体格や彼の性格は、ボンド役にピッタリだ。しかし最初のオーディションで彼は若すぎると判断されてしまい、ボンドを演じることができなかったのだ。

長年、『007』の顔となる主人公ボンドをプロデュースしてきた映画プロデューサーのバーバラ・ブロッコリは、デジタル パブリッシャーである英LADbibleとの対談で、次回作のキャスティングについて「まだ始まってもいない」と明かしていた。

ハリウッドでの脚本家ストライキの状況悪化も重なり、新しい『007』映画の開発休止にも繋がっている。またQ役を演じるウィショーが指摘したように、『007』シリーズが今後も末長く継続していくためには刷新が必須。これらは確かなことだろう。

今回のリニューアルで、歴史ある本シリーズの遺産を残しつつ、エキサイティングな新時代へと突き進む新たな幕開けとなることを願うばかりだ。

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