『セブン』の脚本家と最強タッグ! デヴィッド・フィンチャー監督待望の新作映画『The Killer』予告動画が遂に公開
映画『セブン』の脚本家と、映画『プロメテウス』の俳優マイケル・ファスベンダーとの復活作と言われ注目を集める、デヴィッド・フィンチャー監督の新作映画『The Killer』。待望の配信は、今年の11月に行われる予定だ。今回はそんな新作『The Killer』の詳細内容を、Screen Rantに基づき、紹介していく。
デヴィッド・フィンチャー待望の新作新作『The Killer』
フィンチャー×ウォーカー×ファスベンダーのトリオが復帰
Netflixで2023年11月10日に配信される新作映画『The Killer』。
製作を務めた監督は、デヴィッド・フィンチャーである。
デヴィッド・フィンチャーは、最近まで、FBI行動科学班のエージェントで、シリアルキラーの行動を研究し、事件の真相に迫る人気ドラマ『マインドハンター』などに注力しており、彼の映画製作は近年明らかにペースダウンしているように思えた。
しかし、遂に彼の新作映画が、近日Netflixで配信…!
その興奮の内容は、以下のようになっている。
何やら暗い部屋に座る男…。光り出す時計。ストレッチをして外に出ると、自身の携帯を踏みつけ破壊。スナイパーで狙いを定めトリガーを引くと、アップテンポで不穏なBGMがナレータの以下の声と共に流れる。
Stick to your plan.”計画に忠実であれ”
Trust no one.”誰も信じるな”
Forbid empathy.”共感するな”
Anticipate, don’t improvise.”予測しろ、即興で動くな”
never yield an advantage. “決して損をするな”
fight only the battle you’re paid to fight.”報酬を支払われた戦いだけを戦え”
ask yourself what’s in it for me ?”でもどうして?と自分に問え
“Empathy is weakness, weakness is vulnerability.”共感は弱さである、弱さは脆さであ
る”this is what it takes if you want to succeed.”成功したければ、これが代償だ”
simple.”簡単だ”
デヴィッド・フィンチャーが帰ってきた…! とワクワクするこの内容では、ファスベンダー演じる几帳面な殺し屋が、他の主要キャストと、撮影セットをチラ見せするモンタージュがクイックカットで映し出される。
映画『The Killer』は、俳優マイケル・ファスベンダー演じる主人公の殺し屋が、失敗した仕事の余波に迫られ、世界を股にかけた追跡劇に巻き込まれていくスリラー作品。
映画『The Killer』は、上記で説明した人物、フィンチャー×ウォーカー×ファスベンダーの3人のトリオの復帰作である。
映画『プロメテウス』で共演した俳優ファスベンダーとの再共演になるだけではない。実は、本作はフィンチャーと、映画『セブン』の脚本家アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーとの再会でもある。
ウォーカーが執筆した映画『セブン』の脚本は、ハリウッドで話題を呼んだが、あまりにダークで暴力的な内容だったため、多くの映画製作者やスタジオは尻込みした。
その衝撃的なエンディングをそのままにしたのは、最終的に監督となったフィンチャーと主演の俳優ブラッド・ピットの執念のおかげ。
同時にこの映画の成功は、彼らのキャリアを一変させる。
ウォーカーはその後、映画『スリーピー・ホロウ』(1999)などでペンを執る一方、映画『イベント・ホライゾン』(1997)やフィンチャー自身の『ファイト・クラブ』(1999)などの脚本家としての仕事もこなす。
予告動画は、作品内容のネタバレを一切しない最高のティーザー。本作は、2023年最高のアクションスリラーになること間違いなしだ。