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話しすぎ? 撮影秘話をぞくぞく暴露! 映画『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』の公開記念舞台挨拶オフィシャルレポートが到着

text by 編集部

今から11年前、レンタルビデオ店のホラーコーナーに突然現れた『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』。ホラー界で異彩を放っている監督・白石晃士が満を持してスタートさせた「コワすぎ!」シリーズは、今回9月9日(土)公開の新作で10作品目となった。この度、公開記念舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着。話しすぎな撮影秘話を暴露!

“赤い女”本当は赤ではなく白だった!?
話しすぎ? 撮影秘話を暴露

©2023「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」製作委員会
©2023戦慄怪奇ワールド コワすぎ製作委員会

『ノロイ』や『オカルト』など、ホラー映画界で異彩を放っている監督・白石晃士。唯一無二のブッ飛んだ世界観でこれまでも、口裂け女や、河童、コックリさんなどをテーマにホラー作品を手掛けてきた白石晃士監督の最新長編作『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』が、9月8日(金)より絶賛公開中!

呪われた廃墟で撮影された投稿映像に収められていたのは、全身血まみれの“赤い女”。怪異を解き明かすために、いま時空を超える! すべての予想を打ち砕く衝撃のクライマックス、未だかつてないノンストップ・最恐エンターテインメントがここに誕生した。

イベントには、主人公・工藤仁役の大迫茂生、市川実穂役の久保山智夏、田代正嗣役、且つ本作のメガホンを取った白石晃士監督のおなじみメンバー3名に加え、迷惑系 Youtuber若者3人組・“呉見遥”役の福永朱梨、“大倉絢音”役の小倉綾乃、“柳井大輝”役の梁瀬泰希、謎の“赤い女”役の南條琴美、おじさん霊媒師・“鬼村伊三”役の木村圭作、ギャル霊媒師・“珠緒”役の桑名里瑛の総勢9名が登壇! 白石監督率いるヤバすぎ軍団が渋谷に大集結し、キャスト、スタッフが一丸となる白石組らしい、文字通り“「コワすぎ!」大ヒット決起集会”となった。

『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』9/9(土)公開記念舞台挨拶 オフィシャルレポート

【イベント情報】

■日時 9月9日(土) 11:00~11:30 ※上映後イベント
■場所 ヒューマントラストシネマ渋谷 スクリーン1 (東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル8F)
■登壇者(敬称略):白石晃士監督、大迫茂生、久保山智夏、福永朱梨、小倉綾乃、梁瀬泰希、南條琴美、木村圭作、桑名里瑛

©2023「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」製作委員会
©2023戦慄怪奇ワールド コワすぎ製作委員会

ヒューマントラストシネマ渋谷で行われた公開記念舞台挨拶に白石晃士監督、大迫茂生、久保山智夏、福永朱梨、小倉 綾乃、梁瀬泰希、南條琴美、木村圭作、桑名里瑛の9人が登壇した。早速、一人ずつ本作の想いを話しつつ、挨拶をした。

【出演者コメント】

白石監督「小さなビデオ作品から始まりましたコワすぎもこうやって最新作を多くの皆さまに劇場で見ていただけ ることは本当に嬉しく思っております! 楽しんでいただけていたなら幸いです。本日はよろしくお願いします! 」

大迫「本日はありがとうございます。1作目、2作目を撮影していた時はこれで、ビデオが売れれば続けますけれども売れなければ終わりですと言われて始まったコワすぎシリーズですが、まさかこんな光景を目にする日が来るとは思ってもいませんでした。本当に嬉しいです! 」

久保山「本日は、天気の悪い中、しかも朝早い回にこうやって大勢の方にお越しいただき本当にありがたく思って います! 私も思い返せば、初めて舞台挨拶をやらせていただいたのが、『コワすぎ!』のシネマスコーレだったんですが、その時は10人前後のお客様の前での舞台挨拶でした。こうやって8年経っても応援してくださったり、新しく楽しんでいただけるお客様がいること、本当に感謝しております! 」

福永「はじめまして! 遥役を演じました福永朱梨です。8年ぶりの新作が発表された時から今までのコワすぎファンの方々の熱いメッセージとかをたくさん読んでいて、今日この場に一緒に立つことができて本当に嬉しいです! ネタバレたくさんして楽しくお話できたらと思うのでよろしくお願いします。」

小倉「絢音役を演じました小倉綾乃です。皆さんが待ちに待った『コワすぎ!』の10作目に出演することができて、 本当に光栄に思っています! 白石監督とは、韓国の映画祭で出会い、そこから私の出演作を観ていただいてのオファー でした。ホラー映画は初めてでしたが、すごく楽しんでやらせていただきました! 今日はよろしくお願いします! 」

南條「赤い女役を演じました南條琴美です。ずっと『コワすぎ!』のファンだったので、まさか自分が出られるとは思ってなくて、嬉しくて現実感がないんですが、今日ここに立って、ちょっと現実味が濃くなった気がします。楽しんでいた だけていたらすごく嬉しいです! 本日はよろしくお願いします。」

木村「鬼村役を演じました木村圭作です。自分は今年で役者を初めて38年目になるんですけど、今までで一番話 題になっていて、これだけヒットしそうになっている作品に出るのが初めてなんです!! だから本当に嬉しくて、長い こと役者をしていたらこんなご褒美みたいなこともあるんだな!! と思って、白石晃士監督、皆さんに愛されるコワす ぎを引っ張ってきた大迫さん、久保山さん、プロデューサーの田坂さん、スタッフの皆さんに感謝しています! 本日は、朝早い中劇場に足を運んでいただきましてありがとうございました! 」

桑名「皆さん、こんばんにゃ〜! 珠緒役を演じさせていただきました、桑名里瑛と申します。お足元の悪い中お越しいただきまして、ありがとうございます! 久しぶりの表舞台でとても緊張しているのですが、最後まで楽しんでいってください! 」

梁瀬「大輝役を演じました梁瀬泰希と申します。本日は、雨の中ご来場いただきましてありがとうございます! 8年ぶりの新作に僕も出られるということに感謝しかありません。僕はいまとても緊張しています。今日は皆さんで楽しんでいただけたらと思います! 」

©2023「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」製作委員会
©2023戦慄怪奇ワールド コワすぎ製作委員会

また、本作の撮影場所が映画『カメラを止めるな!』と同じことが話題になっていることが話に上がり、白石監督は「完全に『カメラを止めるな!』の場所なんですけど、見栄えとお金の都合とスケジュール等いろんな面で考えて、この場所がベストだった。

ていうのと、皆さんの記憶には『カメラを止めるな!』が残っているかもしれないが、本作で塗り替えてもらえればいいな(笑)。」と撮影場所を選んだ経緯を話した。

本日9月9日はちょうど1年前の2022年9月9日が本作のクランクアップ日であったことから、撮影時の思い出話に話が及ぶと、白石監督は「雨が多かったな〜、コワすぎなのに待ち時間があったね、基本コワすぎはノンストップで撮っているので、コワすぎ最後にして待ち時間ができたな」とコワすぎシリーズならではの思い出をしみじみと振り返た。

続けて、大迫と木村は「すごい暑くてたまらない日に、プロデューサーがアイスを買いに行ったら途中で車がパンクして車が使えなくなったので、車内でのシーンのリハーサルができなくなった。だから原っぱにパイプ椅子を車の形に並べて何回もリハーサルをやったよね! 青空教室みたいにね! 」と撮影での大変だった話で盛り上がった。

また、怖い現象がすごく苦手だという福永は「私は、個人的にお清めスプレーを持って行ってシュッシュシュッシュまき ながら撮影していました。あの廃墟にいると、物音がしただけで怖い気持ちになってくるんですよ…だから撮影中はずっと怖がっていました。」とホラー作品ならではのエピソードを語った。

あのような赤い格好でお芝居するのはどうだったかと聞かれた南條は、「最初は、血だらけの予定ではなくって…雑な白塗りで…」と明かすと、白石は「ジョーカーみたいな自分で塗ったようなイメージだったけど、色々考えて途中で血だらけになった。」と役の裏話を語った。

また、「蚊が多い現場だったんですが、私全然刺されなくて、よく見たら蚊が血のりにひっついて死んでいた(笑)。血のりに守られていたんです。」と赤い女の特殊メイクならではのメリットも飛び出し、会場に笑いを誘った。

他の白石作品にも出演経験がある木村は「『オカルトの森へようこそ』で初めて白石監督の現場を見て、フェイクドキュメンタリーの撮り方に興味がすごくあって、自分が出てないときもどういう風に撮っているんだろうと思って興味深く見てました。

今回はがっつり撮ってもらえました。白石監督は芝居のことに対してあまり言わないのでびっくりした! なんか小学校の運動会をお父さんが撮ってくれてるような(笑)、監督はお父さんのように温かく好きなようにやってくださいというような感じでした」と監督の撮影技法を語った。

本作の出演の経緯を聞かれた梁瀬は、「久保山さんと共演経験があって、久保山さんに誘っていただいて、その時は、 コワすぎシリーズ観ていなかったんですけどやりたい! ということで、出演しました! 」と明かした。

一方で、白石監督とは5回目のタッグとなる桑名は、「たくさん、色んな役を白石監督からいただいているんですけど、小学生の頃からお世話になっていて、何1つ被らないおいしい役をいただいています(笑)。

今回はとうとう来たか! という霊媒師役をいただけて、とても楽しんで霊媒師を演じました。素敵な役者さんと撮影ができて思い出深く、今後一生忘れないぐらい濃い記憶に残る作品に出させていただけて、嬉しいです。3回も4回観に来ていただいて、ご家族やお友達 にもおすすめしていただければなと思います! 」とお馴染みのキャストならではの目線から、作品をアピールした。

そして、最後に白石監督が代表し、「本日はお越しいただきましてありがとうございました。この『コワすぎ!』シリーズはこの作品でラストです! ということで作った作品なんですが、この作品がもし盛り上がりすぎて、あまりにも会社が儲かったら会社も続きを出しますよという可能性はありますので…。

是非このTシャツもご購入いただいて、会社を潤わせていただけたら、次の『コワすぎ!』を作ることもやぶさかではないのかもしれませんので、ご協力いただけますと幸いです。本日はどうもありがとうございました。」と笑いを交えて次回作の意欲を告げ、観客からの大きな拍手の中、舞台挨拶は幕を下ろした。

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