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失った“夏”を超え人生を取り戻していくー。映画『ロストサマー』 公開にあわせ、場面写真&数々の著名人からコメントが到着!

text by 編集部

1988年生まれの俳優たちが集まり立ち上げた映像製作チーム「889FILM」による初長編作品・映画『ロストサマー』が10月13日(金)より公開される。この度、表情を切り取ったエモーショナルな個別ビジュアルが解禁され、さらに、河合優実、藤原季節、芸人のみなみかわ、監督の安藤桃子などたくさんの著名人からコメントが到着した。

失った“夏”を超え自分自身の人生を取り戻していくー。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

1988年生まれの俳優たちが集まり立ち上げた映像製作チーム「889FILM」による初長編作品・映画『ロストサマー』が10月6日(金)より高知県・キネマミュージアムにて先行公開、10月13日(金)より東京・新宿武蔵野館ほかにて公開される。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

今回は、本作の魅力のひとつであるエモーショナルさを強調した、ヴィヴィッドでエッジの効いた個別ビジュアルを解禁された。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

林裕太演じる孤独な青年・フユ、小林勝也演じる長年連れ添った妻を亡くしひとり生きる老人・秋、中澤梓佐演じる忙しすぎる夫とすれ違い続けている・春、三人それぞれの内に秘めたが何かがあふれ出しそうな危うい表情が注目だ。

【映画『ロストサマー』応援コメント】※あいうえお順で掲載

安藤桃子(映画監督)

デビュー作は、一生に一度きり。監督の全てがむき出しに現れる。この作品で、自分との約束を果たした麻美監督。ひとコマ ひとコマの画にピュアな情熱が焼きついて、一瞬一瞬に突き動かされる。春夏秋冬、喜怒哀楽、全てが、高知という土地のも つ深い懐に抱かれ、溶け合い、優しく輝いている。

© 映画「ロストサマー」
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奥野瑛太(俳優)

年がら年中とっ散らかっていると思い込んでいた感覚は、四季の彩りを通じて無意識に個人に馴染み、整理されているものな のかもしれない。どの季節が欠けても自分は成り立たなくて、でも当たり前に巡ってくるのだからそれほど気には留めないことなのだけれど。

秋とフユが巡り会えば自ずと芽吹きの春はやってくる。あとは、どう青々と育っていくかだけだ。 観ている間、ずっと夏の到来を切望していました…普段は本当に夏が嫌いなんですが。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

河合優実(俳優)

どこまでいっても自分は自分の中から出られないことを承知しながら、それでも他者と通じ合おうとする彼らのやり方は、静かだけど、能動的で、希望があるように見えました。 この映画に出てくる人物たちに自分を重ねて見る人は、きっと優しい人なのだろうと思います。

© 映画「ロストサマー」
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菊地健雄(映画監督)

美しく人情味に溢れる高知の風景に浸りながら、人間の本質にはやっぱり寂しさがあって、だからこそ誰かと繋がりたくて、 そこにドラマが生まれるというシンプルな構造にすっかり心を奪われました。889FILMにしかできない素晴らしいチャレンジに拍手!

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

中村映里子(俳優)

纏わりつく孤独と寂しさが、他者のそれらと溶け合っていた。 溶けて消えるわけではないけれど、世界が優しくひろがっているようでした。 高知のきれいな海が波打ち輝くように、心と心が重なり揺れるその瞬間を揺るぎなく捉えていました。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

菜葉菜(俳優)

一つ一つのシーンから感じられる熱量、それは麻美監督のこの作品に対する15年間の重みと計り知れないパワーがそこには存 在し、心に真っ直ぐに突き刺さる。

しかし、それは痛みではなく、むしろ心地よさとも言える不思議な感覚、、 3人の登場人物たち、そして孤独を感じる私たちに対する彼女の優しい眼差しなのだ。 『ロストサマー』どうか1人でも多くの方に届きますように。。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

廣木隆一(映画監督)

今、映画監督麻美の特別な秋が今始まろうとしています。それを僕は近くで見舞って応援していこうと思います。初 めての映画の中で麻美は何を解放していくのか今まで見したことのない、感じたことがない風景と時間が流れ、その中 から何が見えてくるのか。

映画はそれを間違いなく映し出してくれる。僕はそれを見届けたい。そして、それは皆んな にも届けたい。届くはずだ

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

藤原季節(俳優)

自分の存在価値に迷えば、誰かに寄りかかりたくなる。麻美監督の視座に、他の映画にはない妙な生々しさを時々感じた。 もっと閉じられたパーソナルな場所へ潜り込んでいきたい。

僕も純真に、何かを賭けて、恥じらいながら全てを曝け出して演技をしていきたい。 映画を見ながら、そんなことを思った。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

みなみかわ(芸人)

何やら言葉にできず、そして言葉に出来たところで口に出すのも躊躇される、そんな心のつっかえみたいなのを、否定も激励もせずに許容してくれるそんな映画でした。なんだかダメだった日にこそ観返したい、そんな作品って素晴らしい。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

【映画『ロストサマー』あらすじ】

女性たちのもとを転々としながら、その日暮らしをする青年・フユ。長年連れ添った妻に先立たれひとり生きる老人・秋。そして、忙しすぎる夫との生活に虚しさを抱えながら過ごす女・春。地方で暮らす、季節の名前をもつ孤独な3人の男女が偶然に出会い、不器用に関わり合っていく中で自らの喪失感と向き合っていく。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

映画『ロストサマー』は889FILMオリジナルの作品で、高知県を舞台に孤独に押しつぶされそうだった男女3人が偶然出会い、関わりあうことで自らの喪失感を手放せるようになるまでの物語となっている。

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

本作の監督・脚本を務めるのは俳優としても活動している889FILMの麻美(あみ)。脚本は麻美監督が高校生の頃から書き始めたものを約15年の歳月をかけて少しずつ改稿を重ねてきた渾身の作品だ。

映画『ロストサマー』10月13日(金)より新宿武蔵野館ほかにて公開

© 映画「ロストサマー」
© 映画ロストサマー

【キャスト】
林裕太 小林勝也
中澤梓佐 廣田朋菜 関口アナン 椿弓里奈 土屋壮
豊満亮 細川佳央 奥津裕也 水嶋ミナ 萩原正道 吉牟田眞奈
橋野純平 松浦祐也

【スタッフ】
監督・脚本:麻美
プロデューサー:椿弓里奈 中澤梓佐
撮影:太田周兵 照明:堀口健多 照明助手:左近明日香
録音:柳田耕佑 録音助手:丸山洋平
ヘアメイク:七絵 衣裳協力:Lapin スチール:渡辺八郎/市川唯人
音楽プロデューサー:田井モトヨシ 音楽:田井千里
音楽制作:ロードアンドスカイ・オーガニゼイション  dottedline
編集:関口アナン グレーディング:安楽涼 アクション監督:ヒロキチ
キャスティングプロデューサー:神原健太朗 エグゼクティブプロデューサー:城内政芳 宣伝:矢部紗耶香
企画・製作・プロデュース・配給:889FILM
洋題:LOST SUMMER
2023|89min|アメリカンビスタ|5.1ch|カラー|日本
© 映画「ロストサマー」
公式サイト
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889FILMとは

©2023 889フィルム
©2023 889フィルム

1988年生まれの俳優たちが自らの活躍の場を増やす為、2018年に代表・中澤梓佐を中心に立ち上げた映像製作チーム。これまでに多くの短編映画を製作してきたが、立ち上げ6年目となる今年、初めて長編映画の製作・劇場公開に挑む。

©2023 889フィルム
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