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シリーズ最新作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が米国で公開! オープニング興行収入は歴代最下位と惨敗

text by 編集部

アクション俳優シルヴェスター・スタローンが脚本・監督を務めている映画『エクスペンダブルズ』シリーズ。米国ではその第4作目となる『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が公開。しかしシリーズ最低のオープニング興行収入を記録してしまったようだ。今回はその詳細を米TheHollywoodreporterを参考にご紹介する。

『エクスペンダブルズ』シリーズ
最新作が歴代最低のスタート

ジェイソン・ステイサム
ジェイソンステイサムGetty Images

9月22日に米国で遂に公開となった映画『エクスペンダブルズ4』。日本では『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の邦題で2024年1月12日に公開予定となっている。

本作は、前作から約10年ぶりとなるシリーズ新作第4弾目。

主演は俳優シルヴェスター・スタローンから、ジェイソン・ステイサムへと引き継がれ、映画『ロッキー4/炎の友情』(1985)や『クリード 炎の宿敵』(2018)に出演した俳優ドルフ・ラングレンや、映画『セットアップ』(2012)、映画『BLOWBACK』(2022)の俳優ランディ・クートゥアなどがキャストとして顔を揃えた。

さらには、映画『トランスフォーマー』(2007)のミーガン・フォックスや、アメリカの人気ヒップホップMCである50セント。トニー・ジャー、イコ・ウワイス、ジェイコブ・スキピオ、レヴィ・トランらがシリーズに新たに加わった。

現時点での本作の人気を確認していこう。

本作は公開後の金曜日に、興行収入320万ドル(約4億7,449万円)を記録。予算1億ドル(約148億)ほどあった『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は、当初1500万ドル台(約22億円)のオープニング興行収入を見込んでいた。

しかし結果は、その予想を遥かに下回る830万ドル(約12億2,545万)にとどまった。

前作となる2010年、2012年、2014年に公開された3作の『エクスペンダブルズ』は、合計で世界興行収入8億ドル(約1,182億円)を記録。

シリーズ第1作目の映画『エクスペンダブルズ』(2010年)は、3,480万ドル(約51億円)、2作目『エクスペンダブルズ2』(2012年)は2,850万ドル(約42億円)のオープニングを記録していた。

そして3作目『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』では、オープニング週末興行収入1,580万ドル(約22億8,952万円)、世界興行収入2億1,400万ドル(約312億8,654万円)を記録。

残念ながら、本作はシリーズ全4作の中最低の記録となってしまった。

同時期公開の映画では、ワーナーブラザースの映画『死霊館のシスター 呪いの秘密』は1億6,000万ドル以上(約236億3,018万円)の興行収入を記録している。

他にもアガサ・クリスティ原作×ケネス・ブラナー監督の映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』など、日本でも注目される作品が公開となっている。

また、これから劇場で注目を集める作品となるのは、米国株式市場を揺るがした「ゲームストップ株騒動」の実話を映画化したソニー・ピクチャーズの映画『Dumb Money/ダム・マネー(原題)』。米Deadlineによると、本作は北米で10月20日に公開される。

注目作品が続々と公開されていく中、映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』が、どれほど記録を伸ばせるのか。引き続き注目したい。なお、映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の日本公開は2024年1月12日の予定だ。

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