マキシマスがまさかの…。映画『グラディエーター2』の原案が酷い? お蔵入りとなった”幻の続編”原案ストーリーを紐解く
text by 編集部
歴史大作映画『グラディエーター』は、多くの映画ファンを魅了する名作であり、映画『ジョーカー』のホアキン・フェニックスの悪役のルーツを知ることができる作品としても有名だ。だが、来年公開の続編映画『グラディエーター2』の原案が、予想以上に奇妙な内容らしい。今回は、そんな続編について米Movie Webを参考に確認していく。
映画『グラディエーター2』
新たな展開を徹底解説!
ハリウッドでは時として、非常に奇妙な企画の脚本が出回ることもある。
そのような奇妙で常識を逸脱した脚本の内容は、何十年も人々の心に残る素晴らしい名作映画へと生まれ変わることもあれば、誰の心にも残ることのない駄作として葬り去られることもある。
今回紹介するのは、俳優ラッセル・クロウが主演を務め、リドリー・スコット監督がその制作を担った大ヒット作『グラディエーター』(2000)の続編となる、映画『グラディエーター2』。
残念ながら、前作で主役マキシマスを演じたラッセル・クロウは本作には戻らない…。
対して、スコット監督は本作でも監督続投となる。スコット監督はこの続編の新たな展開にワクワクしているようだ。
ここで説明したいのは、スコット監督が当初考えていた、映画『グラディエーター2』の内容は、現在の映画『グラディエーター2』とは、全く異なるものであったということ。
一説によると、スコット監督の原案は、実際の歴史などを参考に製作が行われた前作『グラディエーター』を完全に無視したもので、ファンタジーな内容をベースに筋書きを制作していたとのことだ。