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リドリー・スコット監督が俳優ホアキン・フェニックスを絶賛!映画『ナポレオン』ナポレオン役に起用した驚くべき理由とは?

text by 編集部

フランス皇帝のナポレオン・ボナパルトの半生を、彼の私生活にも焦点を当てながら、新たな視点で描いた伝記映画『ナポレオン』。監督を務めたリドリー・スコット監督が、本作のプロモーション動画で、俳優ホアキン・フェニックスをナポレオン役に起用した理由を明らかにした。今回は米Colliderを参考に、その詳細内容を確認していく。

リドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックス再タッグ
ナポレオン役に抜擢された理由とは?

ホアキン・フェニックス
ホアキンフェニックスGetty Images

本作は、リドリー・スコット監督と俳優ホアキン・フェニックスが映画『グラディエーター』(2000)以来の再タッグを組んだ作品。ナポレオンの残忍な征服者としての姿と、彼の私生活、特に女帝ジョゼフィーヌとの関係性の両側面を描き、ナポレオン・ボナパルトという人生の複雑さを表現した作品となっている。

主演のホアキン・フェニックスといえば、映画『ジョーカー』(2019)でも話題を呼んだ人気俳優だ。

フェニックスは本作で、女帝ジョゼフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)とのロマンチックな関係を持ちながら、未開の地を航海する主人公ナポレオンを演じる。女帝ジョゼフィーヌを演じる女優ヴァネッサ・カービーは、今年の注目作品でもあった映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)にも出演する実力派の映画女優であり、本作でのフェニックスとの共演に注目が集まっている。

リドリー・スコット監督が制作する本作は、ナポレオンの生涯を大スケールで描き、観客にナポレオン・ボナパルトという軍事指導者がどのような人物であったかを迫力満点に味わせるという試みだ。

本作のプロモーション動画において、スコット監督は、ナポレオンという獰猛な征服者であり、男女の恋愛の親密なシーンにも取り組める俳優を探していたと語る。そしてその求めていたナポレオン像を、俳優ホアキン・フェニックスに見出した。フェニックスの映画俳優としての強い情熱が、ナポレオン役のキャスティングを決定する上で、大変重要な要素であったとスコット監督は説明した。

動画内で、女優ヴァネッサ・カービーが、ホアキン・フェニックスとの共演についても語っており、フェニックスのエネルギーと、俳優としてのプロフェッショナリズムを称賛している。フェニックスとカービーは、軍事指導者とその妻の相性を探ることで、この2人の拷問のようなラブストーリーを大スクリーンに実現させたという。

この2人の他にも、俳優タハール・ラヒムが総裁政府で、ナポレオンと結婚する前のジョゼフィーヌを愛人にしていたポール・バラス役。俳優ベン・マイルズがナポレオンの腹心の部下コーランクール役を演じる。

国境が絶えず変わる不確かな世界の上で、ナポレオンは信頼できる者を必要としながら、戦いに向かう…。

大画面に映るフェニックスの姿は、伝説のナポレオンに匹敵するほど偉大かどうか、大きな期待が掛かる。

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