『007』最新作でボンドの上司・Mを演じるのは…? マーベルでお馴染みの名女優が立候補。最新情報を紹介
映画『女王陛下のお気に入り』(2018)のアン女王役でオスカーを受賞したイギリスの女優オリヴィア・コールマンが、『007』シリーズの主人公ジェームズ・ボンドの上司であるMに強い興味を示しているようだ。今回はその詳細を米ウェブサイトScreenRantを参考に紹介しよう。
「Mになっていいですか?」
『007』MI-6ボス役を切望
『女王陛下のお気に入り』でオスカーを、『ザ・クラウン』(2016~)でエミー賞を受賞したオリヴィア・コールマン。今年公開のMCU作品『シークレット・インベージョン』では、ニック・フューリーの盟友の英国スパイ、ソーニャ・ファルスワース役を演じている彼女だが、『007』シリーズにも強い関心を寄せているようだ。
英国版Vogueのインタビューには、彼女は『007』シリーズのM役で知られるジュディ・デンチと比較され、驚き喜ぶ様子が記されている。
「ジュディ・デンチに似ているなんて初めて言われました。とても嬉しいです。髪が短いからでしょうか」
「(『007』シリーズのプロデューサーの)バーバラ・ブロッコリに会ったことがあるんだけど、「Mになっていいですか」って聞いてみたかったな。彼女がVogueを読んでいたらいいんだけど」
2021年までに通算25本制作されている『007』シリーズ。現段階では新作の制作の見通しは立っていないが、6代目ボンド役のダニエル・クレイグが役を終えたため、次回作から大きく変わることが予想される。ただ、ブロッコリがキャストを一新するのか、MI-6長官役のラルフ・ファインズは残すのかは分からない。
ただ、キャストを一新した場合、コールマンがM役の候補になることは間違いないだろう。確かな演技力を持ち、パワフルな女性を演じることに定評のある彼女は、デンチやファインズの後継者に十分ふさわしい。
加えて、彼女は、『シークレット・インベージョン』だけでなく、『ナイト・マネジャー』(2016)でも架空のスパイのボスを演じている。『007』シリーズがどのような形で再スタートするのか、今後の情報に期待したい。
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