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『翔んで埼玉』が2週連続1位獲得!リドリー・スコット監督最新作『ナポレオン』など新作もランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

12月4日、興行通信社より週末映画動員ランキング(12月1日~12月3日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。今週は、前回1位を獲得した全国を巻き込んでの悪ふざけ映画『翔んで埼玉 』はじめ、リドリー・スコット監督最新作『ナポレオン』などの新作の結果はいかに?

『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』が2週連続の1位!
『青春ブタ野郎~』、『ナポレオン』など新作5本もランクイン

©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
©2023 映画翔んで埼玉製作委員会

今週の動員ランキングは、『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(東映)が週末3日間で動員22万2000人、興収2億9500万円をあげ、2週連続1位に輝いた。累計成績は、動員83万8000人、興収11億5000万円を突破している。

公開5週目を迎えた『ゴジラ-1.0』(東宝)は前週と同じく2位をキープし、週末3日間の成績は動員14万8000人、興収2億1700万円となった。累計成績は動員248万人、興収38億円を突破した。

3位には、前週より1ランクアップの『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(東映)が続いた。週末3日間で動員14万人、興収1億8900万円と前週を更に上回る成績をあげ、右肩上がりで成績を伸ばしている。累計成績は動員57万人、興収8億円を記録した。

4位には、累計発行部数250万部を超える鴨志田一の人気小説シリーズを、TVアニメ化に続き劇場アニメ化した第3弾『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(アニプレックス)が初登場。《高校生編》の完結の物語となっており、監督は増井壮一、脚本は横谷昌宏、キャラクターデザインは田村里美、制作はCloverWorks、と前作のスタッフが再集結している。声の出演は石川界人、瀬戸麻沙美、久保ユリカ、他。

6位には、リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスが「グラディエーター」以来23年ぶりの再タッグを組んだ『ナポレオン』(ソニー)が初登場。天才的な軍事戦略で諸外国から国を守り、皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオンの姿を描き、共演はヴァネッサ・カービー、タハール・ラヒム、他。

7位には、第17回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作を三池崇史監督が亀梨和也主演で実写化した『怪物の木こり』(ワーナー)がランクイン。凶器の斧で脳を奪い去るシリアルキラーと、ターゲットとして狙われたサイコパスの弁護士・二宮の攻防を描いており、共演は菜々緒、吉岡里帆、他。
8位には、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が悪魔に憑依された2人の少女をめぐる壮絶な物語を描いた『エクソシスト 信じる者』(東宝東和)がランクイン。娘が同じ経験をした過去を持つ母親クリス・マクニール役として、エレン・バースイティンが50年ぶりに出演している。

10位には“THE RAMPAGE”の川村壱馬、RIKU、吉野北人が一夜限りの恋人=デートセラピストに扮してトリプル主演を務める『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』(松竹)が初登場。監督は中川龍太郎。

今週のランキングでは先週に引き続き『翔んで埼玉』はじめ邦画大作がTOP3を独占。リドリー・スコット監督の最新作『ナポレオン』や、人気アニメシリーズの劇場版『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』など注目の新作が5本もランクインし、ジャンルの幅広い作品がそろったランキングとなった。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2023年12月1日~12月3日)

1(1)『翔んで埼玉 -琵琶湖より愛をこめて-』:2週目
2(2)『ゴジラ-1.0』:5週目
3(4)『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』:3週目
4(初)『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』:1週目
5(3) 『首』:2週目
6(初)『ナポレオン』:1週目
7(初)『怪物の木こり』:1週目
8(初)『エクソシスト 信じる者』:1週目
9(5)『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』:5週目
10(初)『MY(K)NIGHT マイ・ナイト』:1週目

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