ドキュメンタリー作品から短編作品まで
珠玉の5作品が集結
《上映作品概要・5作品》※全作品日本初上映
『フィンク 悠久の大地を駆ける』
監督:ディラン・リバー(Dylan River)
2018年/92分/オーストラリア
出演:デイヴィッド・ウォルシュ、アイザック・エリオット
「砂漠の王者」の称号獲得に人生をかける、ライダーたちの情熱を映し出す娯楽ドキュメンタリー。
フィンク砂漠レースは、ライダー、観客、アリススプリングスの町にとって、バイク競技以上の意味を持っている。レース完走を目指す下半身不随のレーサー、バイクでいっぱいの車庫に住みながらフィンクレース参加を夢見る者…。参加者が命をかけて砂漠を駆け抜けようとするのは、なぜなのか。競技に駆り立てる情熱は、どこからくるのか…。人生に一度の大舞台のために砂漠へと向かう彼らの「砂漠の王」の称号をめぐる、プライドをかけた闘いが今、幕を開ける。
『グリーン・ブッシュ』
監督:ウォリック・ソーントン(Warwick Thornton)
出演:デイビッド・ペイジ、テッド・イーガン・ジャンガラ
2005年/27分/オーストラリア
深夜の先住民コミュニティ向けラジオ局を舞台に、DJと老人たちの絆を描く感動作。
先住民コミュニティ向けラジオ局のDJケニーの元には、刑務所の中にいるリスナーに贈りたい曲のリクエストがひっきりなしに届く。ケニーの番組「グリーン・ブッシュ」がはじまると、ラジオ局には地元の老人たちが集まりだす。コミュニティラジオ局が地域で担う社会的な役割を、一夜の出来事を通して描いていく。
ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞『スウィート・カントリー』(17)等で、国際的に知られるウォリック・ソーントン監督作品。本作はベルリン国際映画祭パノラマ部門最優秀短編映画賞を受賞した。
『マイベッド、ユアベッド』
監督:エリカ・グリン(Erica Glynn)
1998年/17分/オーストラリア
出演:アースラ・ヨビッチ、トレバー・ジェイミソン
見ず知らずの2人が許婚となる豪先住民の古いしきたりを、みずみずしいタッチで描いた軽快なラブコメディ。
人里離れた集落で伝統的な結婚のしきたりに沿って、許婚となったデリアとアルビン。ついにふたりが一緒に暮らし始める日がやってきた。しかし、どうも思ったように物事が進まなくて…。
中央オーストラリア奥地に暮らすアボリジナルピープルが伝統と現代の営みの両方から影響を受けて、価値観を形成していく姿を検証することで、アボリジナルピープルとしてのアイデンティティという概念を模索する姿を現代的なタッチで描いていく。
『ヌラヌラ』
監督:ディラン・リバー(Dylan River)
2014年/6分/オーストラリア
出演:ウェイン・ブレアー、カーン・チッテンデン
ヌラヌラ(こん棒)を振り回すおばあちゃんたちに立ち向かう白人の若手警官。西部劇の雰囲気を感じさる軽妙なコメディ。
警察学校を卒業したばかりの若い白人警官が、先住民系の先輩警官にうながされ、おばあちゃんたちの喧嘩の仲裁に入る。しかしアボリジナルピープルの地域社会と初めて接する若手警官は、教科書通りの接し方しかできず、おばあちゃんたちに叩きのめされてしまう。
先住民コミュニティの暮らしの複雑さに直面し、自分の未熟さを痛感することになる若手警官の姿を軽妙なタッチで描いた一作。ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門最優秀短編映画賞にノミネートされた。
『家畜追いの妻 モリー・ジョンソンの伝説』
(監督&プロデューサー来日決定!トーク有!!)
監督: リア・パーセル(Leah Purcell)
2021年/109分/オーストラリア
出演:リア・パーセル、ロブ・コリンズ
人里離れた奥地に暮らすモリーの元に、先住民の脱走犯が現れる。ふたりは予期せぬ絆を結ぶことになり…。
1893年、オーストラリア奥地。モリーは夫の帰りを待ちながら、女手一つで農場を守っている。そこに首枷をはめられた先住民脱走犯ヤダカが現れる。ふたりの間に思いがけない絆が生まれ始
め、それまで秘密にされてきた、モリーの生い立ちの真実が明らかになっていく…。
人種差別と女性蔑視を取り上げたスリリングな本作は、オーストラリアの作家ヘンリー・ローソンが 1896年に発表した同名短編をもとに、オーストラリアの女優リア・パーセルが製作・監督・主演で映画化した。
【映画祭概要】
主催:オーストラリア大使館
共催:ユーロスペース
アドバイザー:Pauline Clague、Penny Smallacombe、佐和田敬司、村山匡一郎、矢田部吉彦
協力:Jungle Music、Screen Australia
宣伝デザイン:100KG 宣伝:大福
公式サイト
会場+オンライン配信のハイブリッド形式で開催!
■会場チケット情報
会場:ユーロスペース
Aプログラム、Bプログラム:各500円(均一) ≪各回入替制・全席指定席≫
※各種割引は適用外
※1/27(土)0:00より劇場HPより座席指定券を購入可能。劇場窓口では 1/27(土)開場時から発売開始。
※ゲスト・イベント内容は予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。
■オンライン配信チケット情報
本映画祭の上映作品はオンライン配信でもお楽しみ頂けます。
※無料
※一部ご覧いただけないプログラムもございます。ご了承ください。
※1月12日(金)より、peatixにて先着順にて受付。
詳細は申し込みページにてご確認ください。
オンライン視聴申し込みページ
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