ファン・ビンビン×イ・ジュヨン共演。映画『緑の夜』アザービジュアル4種&岩井俊二監督ら著名人コメント解禁
ハン・シュアイ監督・脚本、ファン・ビンビン×イ・ジュヨン共演。中国から韓国に渡り、抑圧された生活を送る女性を描く映画『緑の夜』が、2024年1月19日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開される。この度、同作のアザービジュアル4種と著名人コメントが解禁された。
「息苦しくも心地よい臨場感」「ずばり、闇だった」
映画『緑の夜』に著名人らからコメントが到着
リン国際映画祭でワールドプレミア上映され、テディ賞/パノラマ観客賞にノミネートされた本作。
中国から韓国に渡り、抑圧された生活を送る主人公ジン・シャを「武則天-The Empress-」『355』のファン・ビンビンが、危うくミステリアスな緑の髪の女を「梨泰院クラス」『ベイビー・ブローカー』のイ・ジュヨンが演じる。
監督は長編デビュー作『Summer Blur(原題)』が高く評価されたハン・シュアイ。
この度、4種のアザービジュアルと日本公開に先立ち作品をいち早く鑑賞した各界著名人からのコメントが到着。
アザービジュアルでは空港での出会いの緊迫感溢れる一瞬を大胆にあしらったカットや、肩を寄せ合う2人、バイク姿で夜の闇を疾走する2人などのノワール色溢れるビジュアルから、韓国版ビジュアルでもあしらわれた2人きりの姿らが切り取られている。
ハン・シュアイ監督、イ・ジュヨンがリスペクトする岩井俊二監督、「六本木クラス」でりく役(「梨泰院クラス」でイ・ジュヨンが演じたマ・ヒョニ役)を演じたさとうほなみ、中国出身のタレント・モデルである熊江琉衣、本作のパンフレットにも寄稿した映画文筆家の児玉美月らによる作品に寄せたコメントは下記の通り。(以下順不同)
岩井俊二(映画監督)
息苦しくも心地よい
臨場感。
僕もこの撮影現場に通いたかった。
さとうほなみ(俳優)
緑の夜 ずばり、闇だった。数多の闇。抗えないこの闇に光るべきは彼女たちだけのはずだったのに。ふたりの運命に胸が痛い。でもそこには譲れない絶対の意思があった、と思いたい。 ファン・ビンビンとイ・ジュヨンという俳優に、わたしは至極魅了された。
熊江琉衣(モデル・タレント)
ファンビンビンといえば強い女性を数多く演じてきたが、今作では見た事のない彼女がいる。
壊れてしまいそうな儚さと、憔悴してても隠しきれぬ美しさ。
目を背けたくなる場面があっても眼が離せない。
決意した彼女たちがどんな結末を選ぶのか、確かめるために。
児玉美月(映画文筆家)
港でふたりの女が宿命的な出逢いを果たすとき、物語は幕を開ける。
ある者にとっては到着の地であり、またある者にとっては出発の舞台でもある港は、いまここにはないまだ見ぬ未来への予感の誘発力を引き込む。
【ストーリー】
苦難に満ちた過去から逃れようと中国を離れ、韓国で抑圧された生活を送るジン・シャ。保安検査場での仕事中、ミステリアスなオーラを放つ緑色の髪の女と出会い、ふとしたきっかけから危険で非合法な闇の世界に巻き込まれていく。
果たして、彼女たちの運命の先に待ち受けるものは―。
【作品情報】
監督:ハン・シュアイ
出演:ファン・ビンビン『355』「武則天-The Empress-」、イ・ジュヨン『ベイビー・ブローカー』、キム・ヨンホ
2023/香港/韓国語、中国語/92分
原題:GREEN NIGHT
配給:ファインフィルムズ 映倫:PG12
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