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山﨑賢人主演『ゴールデンカムイ』が初登場1位獲得!綾野剛主演『カラオケ行こ!』もランクアップ【週末興行ランキング】

text by 編集部

1月22日、興行通信社より週末映画動員ランキング(1月19日~1月21日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。現在、4週連続で首位を獲得している人気アニメ『劇場版SPY×FAMILY』は、満を時して公開された実写『ゴールデンカムイ』に首位を明け渡すか?

山﨑賢人主演『ゴールデンカムイ』が1位に初登場!

©野田サトル/集英社 ©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
©野田サトル集英社 ©2024映画ゴールデンカムイ製作委員会

今週の動員ランキングは、累計2700万部を超える野田サトルの人気コミックを山﨑賢人主演で実写化したサバイバル・バトル『ゴールデンカムイ』(東宝)が初登場1位を獲得した。初日から3日間の成績は、動員35万6000人、興収5億3400万円を記録。

莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で繰り広げられる埋蔵金争奪戦が描かれる。監督は久保茂昭、共演は山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、他。なお、本作の舞台となっている北海道でも好スタートを切っており、全国の上映劇場の集客トップ10に北海道の4館がランクインした(東宝調べ)。このヒットを受け、2月16日(金)からは4DX版の上映も決定している。

2位には、4週連続1位を記録していた『劇場版SPY×FAMILY CODE: White』(東宝)が続き、週末3日間で動員18万9900人、興収2億6100万円をあげ、累計成績は動員389万人、興収52億円を突破した。1月20日(土)には大ヒット御礼舞台挨拶も行われ、声優陣の江口拓也、種﨑敦美、早見沙織、松田健一郎、ゲスト声優として参加した中村倫也、賀来賢人が登壇し、盛り上がりを見せた。

3位は、前週よりワンランクアップで『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(松竹)が続いた。週末3日間の成績は動員14万4000人、興収1億8800万円となり、前週を若干上回った。累計成績は動員274万人、興収34億円を突破している。

4位も、ワンランクアップの『ウィッシュ』(ディズニー)が続き、累計成績は動員234万人、興収31億円を超え、順調に推移している。

また、前週8位に初登場した『カラオケ行こ!』(KADOKAWA)も順位をあげ、7位となった。土日の成績だけ見ると、前週対比で土曜が105%、日曜が101%と、各レビューサイトでの高評価も受け、さらなる動員が期待されている。

既存作品では、公開9週目を迎えた『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(東映)が前週より3ランクアップし、累計では動員156万9000人、興収22億3700万円を記録。モノクロ映像版も公開された『ゴジラ-1.0』(東宝)は公開11週目に突入したが7位をキープし、累計では動員346万4000人、興収53億2500万円となっている。

期待の大作『ゴールデンカムイ』が好評につき、1位を獲得した今回のランキング。今後の記録にも要注目だ。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年1月19日~1月21日)

1(初)『ゴールデンカムイ』:1週目
2(1)『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』:5週目
3(4)『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』:7週目
4(5)『ウィッシュ』:6週目
5(2)『ある閉ざされた雪の山荘で』:2週目
6(3)『アクアマン/失われた王国』:2週目
7(8)『カラオケ行こ!』:2週目
8(7)『ゴジラ-1.0』:12週目
9(6)『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』:10週目
10(9)『TVシリーズ特別編集版「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」』:3週目

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