映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』ビートルズ、ストーンズが敬愛したリトル・リチャードの凄すぎる逸話とは
ビートルズもストーンズも。ボウイもフレディもプリンスも。そしてプレスリーまでもが彼に憧れ、敬愛し、真似た! ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードの知られざる史実と素顔を描く感動のドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』は3月1日(金)より、シネマート新宿ほか全国公開!
ロックの創設者リトル・リチャード
その絶大なる影響力とは?
リトル・リチャード。本名リチャード・ウェイン・ペニマン。
1950年代半ばに彗星のように音楽シーンに現れ、後進のロック・ミュージシャンに多大な影響を与えたこの革新的な黒人ミュージシャンは、いったいどのような生い立ちを経て、その名を世界に刻んでいったのか。
彼の知られざる史実に迫るドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』。
一時期リトル・リチャードのツアー・バンドの一員として活動していたジミ・ヘンドリックスは、「リトル・リチャードが声でやっていることを、俺はギターでやりたいんだ」と語る。
リチャードのバックバンドにはあのオーティス・レディングやビリー・プレストンも在籍していたことがある。1962年のリトル・リチャードUKライブの前座を務めたのはデビューして間もないビートルズ。
ポール・マッカートニーは「僕がやってきた多くのことは、リトル・リチャード自身そして彼のスタイルのおかげだ」と嬉しそうに語る。
楽屋ではポールにファルセットの出し方を教え指導したという。同じく6週間ツアーをまわり前座を務めたことがあるローリング・ストーンズのミック・ジャガーは、「自分が10代の時一番影響を受けた人。観客をどうやって喜ばせるのかを学んだよ」と絶賛する。
さらには、1953年のジョージアでリトル・リチャードに見いだされ彼の事務所で働いていたジェームズ・ブラウンは、リトル・リチャードが引退した際に代役としてツアーを周り、ブレイクしたという。
その他、ボブ・ディランは高校の卒業文集に、将来の夢は「リトル・リチャードとの共演」と書くなど、後のロックロックスターを見出し、影響を与え続けた。
映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』
3月1日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー
【上映劇場】 ※2/14 現在
シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町、立川シネマシティ、札幌シネマフロンティア、シネマ・トーラス、函館シネマアイリス、MOVIX 仙台、小山シネマロブレ、宇都宮ヒカリ座、長野相生座・ロキシー、シネマテークたかさき、ムービル、T・ジョイ蘇我、キネマ旬報シアター、あつぎのえいがかん kiki、静岡シネ・ギャラリー、シネマイーラ、シネ・ウインド、高田世界館、ミッドランドスクエア シネマ、アップリンク京都、シネマート心斎橋、T・ジョイ梅田、シネ・リーブル神戸、八丁座、シネマルナティック、とさぴくシネマ、KBC シネマ、シネプレックス小倉、シアター・シエマ、T・ジョイパークプレイス大分、Denkikan、宮崎キネマ館、鹿児島ミッテ 10、桜坂劇場
製作・監督:リサ・コルテス(『プレシャス』製作総指揮)
出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズ
2023年/アメリカ/101分/カラー/ビスタ/5.1ch/DCP/原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
字幕:堀上香/字幕監修:ピーター・バラカン オリジナル・サウントトラック CD:ユニバーサル クラシックス&ジャズ
提供・配給:キングレコード 宣伝:ポイント・セット 公式サイト
©2023 Cable News Network, Inc. A Warner Bros. Discovery Company All Rights Reserved
【関連記事】
邦画史上最高の音楽映画は? 音楽をテーマにしたおすすめ日本映画5選。魂の音色が心を震わせる…珠玉の作品をセレクト
映画で学ぶLGBTQ。セクシャルマイノリティーの人生を描いたおすすめ映画5選。差別や偏見と戦った人々に勇気をもらえる
名曲が高音質で蘇る…福山雅治自身が監督を務めたワケ。映画『FUKUYAMA MASAHARU LIVE』考察レビュー