ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 『劇場版ハイキュー!!』首位奪還!興収62億突破。『マイホームヒーロー』など新作は3本ランクイン【週末興行ランキング】

『劇場版ハイキュー!!』首位奪還!興収62億突破。『マイホームヒーロー』など新作は3本ランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

3月11日、興行通信社より週末映画動員ランキング(3月8日~3月10日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。前回、首位を獲得した『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』をはじめ、佐々木蔵之介主演ドラマの完結編『映画 マイホームヒーロー』など新作の動向は如何に?

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が1位に返り咲き!

©2024「ハイキュー‼」製作委員会 ©古舘春一/集英社
©2024ハイキュー製作委員会 ©古舘春一集英社

今週の動員ランキングは、公開4週目の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(東宝)が、週末3日間で動員57万4000人、興収8億4300万円と前週を大きく上回る成績をあげ、1位に返り咲いた。

3月9日(土)からは第2弾入場者プレゼントとして、「音駒高校最後の集合写真」が配布されている。公開24日間の累計成績は、動員438万人、興収62億円を突破した。

2位は、前週1位で初登場した『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』(東宝)が、週末3日間で動員40万9000人、興収5億200万円で続いた。累計成績は動員104万人、興収12億円を超えている。

3位には、山川直輝による人気コミックを連続ドラマ化に続き映画化したノンストップ・ファミリー・サスペンス『映画 マイホームヒーロー』(ワーナー)が初登場。初日から3日間の成績は、動員8万1000人、興収1億1000万円となっている。

TVドラマでは、どこにでもいる普通の父親が娘の彼氏を殺してしまい、彼氏が所属する半グレ犯罪組織との命がけの騙し合いが繰り広げられたが、映画はその完結編となる。監督は青山洋貴、出演は佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江らドラマ版のキャストに加え、津田健次郎、宮世琉弥らが新たに参加。

4位には、公開7週目を迎えてもなお好調が続く『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(バンダイナムコフィルムワークス/松竹)が、前週よりワンランクアップした。累計成績は動員230万人、興収38.8億円を突破している。

また、7位には『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』(東映ビデオ)がランクイン。令和仮面ライダーシリーズの第4作として2022年から23年にかけて放送されたTVシリーズと、昨年7月に公開された「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」のその後を描いている。監督は坂本浩一、出演は簡秀吉、杢代和人、佐藤瑠雅、他。

9位には、『映画 しまじろう「ミラクルじまの なないろカーネーション」』(東宝)が初登場。「映画 しまじろう」10作目の本作は、こどもちゃれんじ35周年記念作品として製作された。監督は河村友宏、声の出演は南央美、高橋美紀、山崎たくみらの他、“JO1”の木全翔也が劇場版オリジナルキャラクターのキングボッチを演じている。

今週は、『ドラえもん』や『しまじろう』など、親子向け劇場版が続々とランクイン。春休みシーズンの到来を感じるランキング結果となった。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年3月8日~3月10日)

1(2)『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』:4週目
2(1)『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』:2週目
3(初)『映画 マイホームヒーロー』:1週目
4(5)『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』:7週目
5(3)『マッチング』:3週目
6(4)『ARGYLLE/アーガイル』:2週目
7(初)『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』:1週目
8(6)『52ヘルツのクジラたち』:2週目
9(初)『映画 しまじろう 「ミラクルじまの なないろカーネーション」』:1週目
10(8)『ゴールデンカムイ』:8週目

【関連記事】
「あのシーンがここにつながるのか!」劇場版ならではの仕掛けとは? 映画『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』徹底考察&評価
『逆襲のシャア』のオマージュも…ファン大興奮の仕掛けとは? 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』考察&評価
つじつま合ってる…? 前代未聞のクライマックスとは? 映画『アーガイル』考察&評価。ジャッキー・チェンからの影響も解説

error: Content is protected !!