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『変な家』が4V!『ハイキュー‼』が興収92億突破。新作は『オーメン:ザ・ファースト』がランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

4月8日、興行通信社より週末映画動員ランキング(4月5日~4月7日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。3週連続で首位を獲得中の『変な家』を筆頭に、いまだ記録を伸ばし続ける『ハイキュー!!』、『ドラえもん』など各作品に新作映画は太刀打ちできるか?

『変な家』が4週連続で1位をキープ!
8位に『オーメン:ザ・ファースト』がランクイン

Ⓒ2024「変な家」製作委員会
Ⓒ2024変な家製作委員会

今週の動員ランキングは、多少の順位変動はあったものの、新作の『オーメン:ザ・ファースト』(ディズニー)以外は前週と同じ布陣となり、公開4週目を迎えた『変な家』(東宝)が1位をキープした。週末3日間の成績は動員28万9000人、興収3億7100万円。公開24日間の累計成績は動員277万8000人、興収34億5900万円を突破している。

2位は、前週より1ランクアップした『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(東宝)が続き、週末3日間で動員18万2000人、興収2億2200万円を記録。累計成績は動員309万5000人、興収36億8300万円を超えている。

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(東宝)は1ランクダウンで3位となり、週末3日間で動員14万2000人、興収2億1300万円をあげた。累計成績は動員648万3000人、興収92億6700万円を突破した。

なお、『ハイキュー!!』は10年前の4月6日にアニメ第1期の初回が放送されたことから、「アニメ『ハイキュー!!』10th Anniversary-繋ぐ-Project」が始動。特設サイトで、主要校のキャラクターたちが躍動する描き下ろし「“繋がる”学校ビジュアル」や、原作者の古舘春一、キャスト、スタッフからの「お祝いメッセージ大展覧会」など、様々な企画が1年を通して展開される。

前週4位で初登場した『オッペンハイマー』(ビターズ・エンド)は同じ順位をキープした。公開を記念し、4月13日(土)にドルビーシネマ、35mmフィルム、IMAXの3フォーマットでの鑑賞を1日で制覇する先着限定バスツアーの開催も決定し、既に定員に達している。

7位には6月6日午前6時に生まれた“悪魔の子”ダミアンの誕生秘話を描いたホラー『オーメン:ザ・ファースト』(ディズニー)がランクイン。修道女になるためにローマの教会で奉仕するマーガレットが、恐怖で人々を支配するため、悪の化身を誕生させる教会の陰謀に巻き込まれていく。監督はアルカシャ・スティーヴンソン、出演はネル・タイガー・フリー、ビル・ナイ、ラルフ・アイネソン、他。

今週は、新作は『オーメン:ザ・ファースト』を1作品のみにとどまり、残り9作品が依然として記録を伸ばし続ける結果となった。

既存作は『ハイキュー!!』が興収92億を突破したことで、100億が視野に入り、次週以降もランキングから目が離せなくなるだろう。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年4月5日~4月7日)

1(1)『変な家』:4週目
2(3)『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』:6週目
3(2)『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』:8週目
4(4)『オッペンハイマー』:2週目
5(6)『四月になれば彼女は』:3週目
6(5)『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』:2週目
7(7)『ゴジラ-1.0』:23週目
8(初)『オーメン:ザ・ファースト』:1週目
9(8)『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』:11週目
10(9)『恋わずらいのエリー』:4週目

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