ホーム » 投稿 » 日本映画 » 劇場公開作品 » 『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』が初登場1位!『コードギアス』など新作3本もランクイン【週末興行ランキング】

『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』が初登場1位!『コードギアス』など新作3本もランクイン【週末興行ランキング】

text by 編集部

6月10日、興行通信社より週末映画動員ランキング(6月7日~6月9日)が発表された。今回はランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。現在、先週1位を獲得した『マッドマックス:フュリオサ』のほか、ヤマシタトモコの人気漫画を実写化した『違国日記』や、アニメ『コードギアス』シリーズ最新作の結果は?

『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』が初登場1位!

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』
©2024 青山剛昌名探偵コナン製作委員会

 今週の動員ランキングは、人気4コマ漫画を基に2022年秋に放送されたTVアニメを再編集した2部作の前編『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』(アニプレックス)が、初日から3日間で動員14万人、興収2億1800万円をあげ、初登場1位に輝いた。

 はまじあきが「まんがタイムきららMAX」(芳文社)で連載中の原作は、極度の人見知りで陰キャな少女・後藤ひとりが《結束バンド》というバンドに加入し、個性的なメンバー3人と共に成長していく様を描き、多くの共感を集めている。監督は斎藤圭一郎、声の出演は青山吉能、鈴代紗弓、水野朔、他。

 2位は前週よりワンランクアップした『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(東宝)が続き、週末3日間で動員11万9000人、興収1億7000万円を記録。累計成績は動員1025万人、興収146億円を突破している。
3位は『帰ってきた あぶない刑事』(東映)が週末3日間で動員10万4000人、興収1億4800万円をあげ、累計成績は動員が79万人間近、興収が10億円を突破した。

 4位は前週1位で初登場した『マッドマックス:フュリオサ』(ワーナー)が3ランクダウンとなり、週末3日間の成績は動員8万8000人、興収1億5300万円。累計成績は動員38万人、興収6億円を超えている。

 この他新作では、7位に「コードギアス」の新作アニメ12話を全4幕に分けて順次上映している『コードギアス 奪還のロゼ 第2幕』(ショウゲート)がランクイン。監督は大橋誉志光、声の出演は天﨑滉平、古川慎、上田麗奈、他。

 9位には、ヤマシタトモコの人気コミックを新垣結衣と早瀬憩のW主演で映画化したヒューマンドラマ『違国日記』(東京テアトル/ショウゲート)がランクイン。監督は瀬田なつき、共演は夏帆、瀬戸康史、小宮山莉渚、他。

 10位には、「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」でバスケットボール男子日本代表が繰り広げた激闘を記録した『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』(東映/東映ビデオ)が初登場。監督は大西雄一、ナレーターを広瀬すずが担当している。

 また、8位には“祝!ムビナナ1周年スペシャル上映会”と題して全国でライブビューイングが行われた『劇場版アイドリッシュセブン Live 4bit BEYOND THE PERiOD』(バンダイナムコフィルムワークス/バンダイナムコオンライン/東映)がランクインした。

 今週のランキングでは新作4本に加えて、公開1周年の『劇場版アイドリッシュセブン』が再びランクイン。アニメ、マンガ原作による映画作品が10本中8本を占めるという驚異の結果となった。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年6月7日~6月10日)

1(1)『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』:1週目
2(3)『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』:9週目
3(2)『帰ってきた あぶない刑事』:3週目
4(1)『マッドマックス:フュリオサ』:2週目
5(4)『劇場版 ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』:3週目
6(5)『映画 からかい上手の高木さん』:2週目
7(初)『コードギアス 奪還のロゼ 第2幕』:1週目
8(―)『劇場版アイドリッシュセブン Live 4bit BEYOND THE PERiOD』:56週目
9(初)『違国日記』:1週目
10(初)『BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち』:1週目

【関連記事】
新垣結衣の長台詞がもたらす“至極の映画体験”とは? 映画『違国日記』徹底考察&評価レビュー。瀬田なつき監督の演出を解説
想像を超える展開に興奮も…上映後の拍手が“まばら”だったワケ。映画『マッドマックス:フュリオサ』徹底考察&評価レビュー
永野芽郁と高橋文哉の“かけがえのない表情”を切り取った珠玉の恋愛映画『からかい上手の高木さん』徹底考察&評価レビュー

error: Content is protected !!