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『キングダム 大将軍の帰還』が堂々の初登場1位獲得!シリーズ史上No.1の記録を樹立。【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(7月12日~7月14日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。山﨑賢人主演の大人気シリーズ『キングダム』最新作の動向は? 前回1位を獲得した『ルックバック』の累計興行収入は?

『キングダム 大将軍の帰還』がシリーズ史上ナンバーワンの成績でスタート!

映画『キングダム 大将軍の帰還』
©原泰久/集英社 ©2024映画「キングダム」製作委員会

 今週の動員ランキングは、累計発行部数1億部を超える原泰久の同名漫画を、佐藤信介監督が山﨑賢人主演で実写化してきたシリーズの4作目『キングダム 大将軍の帰還』(東宝/ソニー)が、初日から3日間で動員106万5000人、興収16億2900万円をあげ、初登場1位に輝いた。

 本作では、信と王騎が隣国・趙との総力戦を繰り広げた“馬陽の戦い”の続きが描かれ、自らを“武神”と名乗る龐煖の出現で、信が率いる飛信隊は窮地に陥る。

 月曜日の祝日を含む公開4日間では、動員146万人、興収22億円を突破しており、最終興収56億円をあげた昨年公開の前作『キングダム 運命の炎』との興収対比で181.1%を記録。シリーズ史上ナンバーワンのみならず、邦画実写歴代1位(※金土日3日興収)のオープニング記録も叩き出した。

 前週、公開2週目にして1位を獲得した『ルックバック』(エイベックス・ピクチャーズ)は2位となり、週末3日間で動員11万5000人、興収1億9600万円をあげた。祝日を含む累計成績は動員58万6000人、興収9億9400万円となり、興収10億円が間近に迫っている。

 3位には『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(東京テアトル)が続き、祝日を含む累計成績は動員36万3000人、興収4億5900万円を超えている。

 また、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(東宝)が前週よりワンランクアップして5位に。累計成績は動員1080万人、興収154億円を突破している。

 今週は『キングダム』がシリーズ最高記録記録だった前作だけでなく、邦画歴代1位というロケットスタートを切ったことで、この夏の興収ランキングも熱くなりそうな予感を感じさせた。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年7月12日~7月14日)

1(初)『キングダム 大将軍の帰還』:1週目
2(1)『ルックバック』:3週目
3(2)『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』:3週目
4(3)『ディア・ファミリー』:5週目
5(6)『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』:14週目
6(4)『九十歳。何がめでたい)』:4週目
7(8)『クワイエット・プレイス:DAY1』:3週目
8(5)『フェラーリ』:2週目
9(7)『コードギアス 奪還のロゼ 第3幕』:2週目
10(9)『言えない秘密』:3週目

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