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『怪盗グルーの超変身』が逆転首位を獲得! 『デッドプール&ウルヴァリン』など新作5本が初登場【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(7月26日~7月28日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。世界最速公開の『デッドプール&ウルヴァリン』や『もしも徳川家康が総理大臣になったら』など新作の動向は? 前回1位を獲得した『キングダム 大将軍の帰還』の累計興行収入は?

『怪盗グルーのミニオン超変身』が公開2週目に1位獲得!

『デッドプール&ウルヴァリン』
© 2024 20th Century Studios / © and ™ 2024 MARVEL.

 今週の動員ランキングは、『怪盗グルーのミニオン超変身』(東宝東和)が週末3日間で動員38万8000人、興収5億800万円をあげ、公開2週目にして1位となった。累計成績は動員126万人、興収16億円を超えている。7月26日(金)に現地開催されたパリ五輪の開会式にも、同作の人気キャラクターであるミニオンたちが登場し、大きな話題を呼んだ。
 
 2位は、2週連続1位だった『キングダム 大将軍の帰還』(東宝/ソニー)が続き、週末3日間で動員36万4000人、興収5億6100万円を記録。累計成績は早くも動員313万人、興収46億円を突破した。
 
 3位には、7月24日(水)から日本で世界最速公開されたR指定ヒーロー映画『デッドプール&ウルヴァリン』(ディズニー)が初登場。週末3日間で動員29万7700人、興収5億1300万円をあげ、初日から公開5日間の累計成績は動員49万人、興収8億円を超えている。ライアン・レイノルズ演じる何でもありの“クソ無責任ヒーロー”デッドプールと、ヒュー・ジャックマン演じる真面目で“キレるとヤバい最恐ヒーロー”ウルヴァリンの活躍を、ショーン・レヴィ監督が描いている。
 
 4位には、コロナ禍の日本で歴史上の偉人たちがAIにより復活し、最強内閣として活躍する『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(東宝)がランクイン。初日から3日間で動員18万4700人、興収2億5300万円を記録した。監督は武内英樹、最強内閣の動向を見守る主人公の記者を浜辺美波が演じ、赤楚衛二が坂本龍馬、GACKTが織田信長、野村萬斎が徳川家康に扮している。
 
 5位には、2大ヒーロー夏の2本立て『映画 仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク/爆上戦隊ブンブンジャー 劇場 BOON!プロミス・ザ・サーキット』(東映)が初登場。
 
 7位には、2007年にTVアニメ・シリーズとして人気を博した作品を、新たに中村健治監督が大奥を舞台に描いた『劇場版モノノ怪 唐傘』(ツインエンジン/ギグリーボックス)がランクインした。
 
 10位には、世界的人気のキッズアニメから日本初公開のエピソードを上映する『パウ・パトロール パウ・パーティー in シアター 2024』(イオンエンターテイメント)が初登場した。

 今週は前週2位だった『怪盗グルー』が首位を奪っただけでなく新作も5本ランクインし、番狂わせの結果となった。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年7月26日~7月28日)

1(2)『怪盗グルーのミニオン超変身』:2週目
2(1)『キングダム 大将軍の帰還』:3週目
3(初)『デッドプール&ウルヴァリン』:1週目
4(初)『もしも徳川家康が総理大臣になったら』:1週目
5(初)『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク/爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』:1週目
6(4)『あのコはだぁれ?』:2週目
7(初)『劇場版モノノ怪 唐傘』:1週目
8(3)『劇場版すとぷり はじまりの物語 -Strawberry School Festival!!!-』:2週目
9(6)『ルックバック』:5週目
10(初)『パウ・パトロール パウ・パーティー in シアター 2024』:1週目

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