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映画『ラストマイル』がぶっちぎりの首位獲得! 2位以降は洋邦のアニメ作品が席巻【週末興行ランキング】

text by 編集部

興行通信社より週末映画動員ランキング(8月23日~8月25日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。大人気ドラマと世界観を同じくする満島ひかり、岡田将生主演映画『ラストマイル』など新作の順位は? 『サユリ』、『恋を知らない僕たちは』などその他の新作は何位?

『ラストマイル』がダントツの初登場1位!

映画『ラストマイル』
©2024 映画『ラストマイル』製作委員会

 今週の動員ランキングは、TVドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で物語が展開する満島ひかり主演のノンストップ・サスペンスエンタテインメント『ラストマイル』(東宝)が初日から3日間で動員66万2000人、興収9億7800万円をあげ、ダントツの初登場1位に輝いた。

 監督は塚原あゆ子、共演は岡田将生、ディーン・フジオカ、他。さらに、「アンナチュラル」から石原さとみ、井浦新、「MIU404」から綾野剛、星野源らが出演している。
 2位は2週連続1位だった『インサイド・ヘッド2』(ディズニー)が続き、週末3日間で動員26万3000人、興収3億5300万円を記録。累計成績は動員299万人、興収38億円を突破している。

 3位はワンランクダウンの『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(東宝)となり、週末3日間で動員17万1000人、興収2億1400万円をあげた。累計成績は動員150万人、興収18億円を超えている。

 この他新作では、7位に水野美波による人気少女コミックを“なにわ男子”の大西流星映画初主演で映像化した『恋を知らない僕たちは』(松竹)がランクイン。監督は酒井麻衣、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、などフレッシュなキャストが脇を固めている。

 8位には、累計発行部数20万部を超える押切蓮介のホラー漫画を白石晃士監督が実写化した『サユリ』(ショウゲート)がランクイン。少女の霊が棲みつく家に引っ越してきた中学3年生の主人公・神木則雄を南出凌嘉が演じている。

 9位には、13人から成る人気K‐POPボーイズグループ“SEVENTEEN”初のソウルワールドカップ競技場公演を収録した『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO CINEMAS』(エイベックス・フィルムレーベルズ)が初登場した。

 既存作品では、前週よりワンランクアップした『怪盗グルーのミニオン超変身』(東宝東和)が、累計で動員322万人、興収40億円を突破。公開7週目を迎える5位の『キングダム 大将軍の帰還』(東宝/ソニー)も根強い人気を見せ、累計で動員485万人、興収71億円を超えた。

【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年8月23日~8月25日)

1(初)『ラストマイル』:1週目
2(1)『インサイド・ヘッド2』:4週目
3(2)『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』:3週目
4(5)『怪盗グルーのミニオン超変身』:6週目
5(4)『キングダム 大将軍の帰還』:7週目
6(3)『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』:4週目
7(初)『恋を知らない僕たちは』:1週目
8(初)『サユリ』:1週目
9(初)『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO CINEMAS SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO CINEMAS』:1週目
10(9)『THE FIRST SLAM DUNK THE FIRST SLAM DUNK』:91週目

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