『ラストマイル』の勢い衰えず…『Cloud』『傲慢と善良』など新作は何作ランクイン?【週末興行ランキング】
興行通信社より週末映画動員ランキング(9月27日~9月29日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。ティム・バートン監督最新作『ビートルジュース ビートルジュース』など新作映画の順位は? 前回1位に返り咲いた『ラストマイル』の興行収入は?
『ラストマイル』が再び連続1位!
今週の動員ランキングは、前週1位に返り咲いた『ラストマイル』(東宝)が、週末3日間で動員14万1000人、興収2億1300万円をあげ、2週連続1位を獲得した。累計成績は動員338万人、興収48億円を突破している。
2位も前週と同じく『劇場版「オーバーロード」聖王国編』(KADOKAWA)が続き、週末3日間で動員11万6000人、興収1億8300万円を記録。累計成績は動員44万人、興収7億1600万円を超えている。
3位は、前週からワンンランクアップの『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』(東映)となり、週末3日間で動員9万2600人、興収1億1900万円をあげた。累計成績は動員76万人、興収9億4500万円を突破している。
4位には、ティム・バートン監督、マイケル・キートン主演によるホラーコメディの35年後を描いた続編『ビートルジュース ビートルジュース』(ワーナー)が、初日から3日間で動員9万1000人、興収1億3990万円をあげ初登場。
前作に続き、霊能力を持つリディア役のウィノナ・ライダー、リディアの母・デリア役のキャサリン・オハラが共演している他、新たにリディアの娘・アストリッド役にジェナ・オルテガ、ビートルジュースの元妻・ドロレス役にモニカ・ベルッチが扮している。
5位は、2ランクダウンの『スオミの話をしよう』(東宝)が続き、累計成績は動員97万人、興収13億円を突破している。
その他新作では、6位に辻村深月のベストセラー小説を藤ヶ谷太輔と奈緒の共演で映画化した恋愛ミステリー『傲慢と善良』(アスミック・エース)が初登場。萩原健太郎監督がメガホンをとり、倉悠貴、桜庭ななみをはじめとしたキャストが脇を固める。
7位には、黒沢清監督が主演に菅田将暉を迎え、見えない悪意と隣り合わせの怖さを描いたサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』(東京テアトル/日活)がランクイン。古川琴音、奥平大兼、岡山天音などが出演している。
【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年9月27日~9月29日)
1(1)『ラストマイル』:6週目
2(2)『劇場版「オーバーロード」聖王国編』:2週目
3(4)『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!』:3週目
4(初)『ビートルジュース ビートルジュース』:1週目
5(3)『スオミの話をしよう』:3週目
6(初)『傲慢と善良』:1週目
7(初)『Cloud クラウド』:1週目
8(7)『インサイド・ヘッド2』:9週目
9(5)『五等分の花嫁*』:2週目
10(6)『Mrs. GREEN APPLE//The White Lounge in CINEMA』:3週目
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