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『タイタニック : ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が2月公開! バレンタインデー前に公開される理由とは?

text by 編集部

1997年公開の映画『タイタニック』。まだ見たことがない方でも、一度は耳にしたことがあるはず。その『タイタニック』が公開され25年の月日が経った今、同作のリマスター版が、バレンタインデーにあわせて2月10日に公開されることとなった。その理由や変更点をキャメロン監督が現地のメディアにて語ったようなのでご紹介する。

バレンタインデー公開で興行収入大幅アップ?
3Dリマスター版『タイタニック』公開日についてキャメロン監督が語る

映画『タイタニック』より
映画タイタニックよりGetty Images

米colliderによると、25年という長い年月を経てもその魅力は衰えることのない、ロマンス映画『タイタニック』は、キャメロン監督がメガホンをとった映画『アバター』が登場するまで、長らくの間、歴代興行収入ランキングで1位の座をキープしていた。

そして現在も『アバター』や、『アベンジャーズ』に並び、歴代興行収入トップ3に君臨している有名作品となっている。

ジェームズ・キャメロン監督は、アメリカで放送されているラジオSiriusXMの『The Jess Cagle Show』のインタビューにて、「まだ見ていない人のために映画『タイタニック』を再公開し、見た人には懐かしい記憶を辿る旅を提供したい」と語ったようだ。

また、当時この映画が初公開されたのはクリスマスの前だったのだが、今回は、バレンタインデー前の”2月10日”にリマスター版が公開されようとしている。

タイタニック公開から25周年記念の日ではなく、”2月”に発売することにした理由について、監督は次のように語る。

「バレンタインデーにこの映画を公開することが、一番しっくりきたんだ。1997年から1998年にかけてのオリジナルリリースでは、クリスマスの数日前の12月19日に公開したと思う。でも、一番売り上げが高かったのはバレンタインデーだったんだ」

さらにキャメロン監督は、

「『タイタニック』は “愛の祭典 “なんだ。その理由は明白だが、公開から2ヶ月もたった映画の興行収入が、後からたったの1日で、その最大の記録を更新するのは非常に異例だ。だから、愛の祭典なんだ。同時に、映画への賛辞でもある。そして、映画の成功を祝うものでもあるんだ」とも語ったようだ。

タイタニック号は、巨大な氷山と衝突して沈没したタイタニック号で出会った、数々の恋人たちの物語となっている。

このロマンス映画で、上流階級の娘ローズと、画家志望の青年ジャックを演じたケイト・ウィンスレットと、レオナルド・ディカプリオは一躍有名となり、アカデミー賞11部門を含む、数々の栄誉に輝いた。

立体的な「ドルビーアトモス音声」で『タイタニック』がよみがえる!

映画『タイタニック』より【Getty Images】
映画タイタニックよりGetty Images

ファンは再公開を楽しみにしているようだが、キャメロン監督は、リマスター作業の大半は10年前にすでに完了しており、映画の内容自体は1フレームも変えておらず、当時はなかった立体的な音声を体感できる「ドルビーアトモス音声」の追加が、このリマスター版に加えられた、唯一の新しい要素であるとラジオSiriusXMに語っている。

ディカプリオとウィンスレットのほか、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ、フランシス・フィッシャー、ジョナサン・ハイド、ダニー・ヌッチ、デビッド・ワーナーといった有名スターが出演している映画『タイタニック : ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』は、2023年2月10日に公開となる。

『タイタニック』をまだ観たことがないという方にとっても、これは絶好のチャンスと言えるだろう。

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