『ヴェノム:ザ・ラストダンス』が初登場1位! 『十一人の賊軍』など新作が4本ランクイン【週末興行ランキング】
興行通信社より週末映画動員ランキング(11月1日~11月3日)が発表された。ランキング結果を踏まえながら、上位作品や新作を中心に動向を振り返る。マーベルの人気シリーズ最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』をはじめ、新作映画は何本ランクイン? 前回1位を獲得した『八犬伝』の今週の順位は?
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』が初登場1位!
今週の動員ランキングは、スパイダーマンの宿敵として知られるマーベルコミックのダークヒーローをトム・ハーディが演じるシリーズ第3弾にして最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(ソニー)が、初日から3日間で動員29万8000人、興収4億4400万円をあげ初登場1位に輝いた。
前2作で脚本や製作を務めたケリー・マーセルが初監督し、共演はキウェテル・イジョフォー、ジュノー・テンプル、リス・エヴァンスなどが務めている。なお、先行上映を含む11月4日(月・祝)までの累計成績は、動員44万人、興収6億8700万円を超えている。
2位には、前週1位で初登場した『八犬伝』(キノフィルムズ)が週末3日間で動員8万4000人、興収1億1100万円を記録して続いた。累計成績は動員35万人、興収4億円を突破している。
3位には、前2作を通して連続殺人鬼を演じてきた成田凌が主演を務めた『スマホを落としただけなのに~最終章~ファイナル ハッキング ゲーム』(東宝)が、初日から3日間で動員7万9000人、興収1億900万円をあげて初登場した。
祝日を含む公開4日間の累計成績は動員10万人、興収1億4600万円を超えている。中田秀夫が引き続き監督を務め、韓国からクォン・ウンビがヒロインとして参加し、千葉雄大、大谷亮平らが共演している。
4位には、山田孝之と仲野太賀がW主演を務めた集団抗争時代劇『十一人の賊軍』(東映)が、初日から3日間で動員7万9000人、興収1億500万円を記録してランクイン。公開4日間の累計成績は動員10万人、興収1億4100万円となっている。
威辰戦争の陰で起きた新潟・新発田藩の歴史的な裏切りから着想を得た脚本家・笠原和夫の幻のプロットを白石和彌監督が映画化している。共演は尾上右近、鞘師里保、佐久本宝などが名を連ねている。
6位には、特別版第2弾の上映が始まった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(バンダイナムコフィルムワークス/松竹)が再びランクイン。
9位には、中條ていの連作短編小説を黒木華主演で映画化した『アイミタガイ』(ショウゲート)が初登場した。
【週末観客動員数ランキングトップ10(興行通信社調べ)】
(2024年11月1日~11月3日)
1(初)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:1週目
2(1)『八犬伝』:2週目
3(初)『スマホを落としただけなのに -最終章- ファイナル ハッキング ゲーム』:1週目
4(初)『十一人の賊軍』:1週目
5(2)『室井慎次 敗れざる者』:4週目
6(-)『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』:41週目
7(3)『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』:4週目
8(6)『侍タイムスリッパー』:12週目
9(初)『アイミタガイ』:1週目
10(5)『ラストマイル』:11週目
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