ホーム » 投稿 » 海外映画 » 劇場公開作品 » 人間が“突然変異”する近未来を描いた”アニマライズスリラー”映画『動物界』身体が“動物化”していく本編シーンが公開

人間が“突然変異”する近未来を描いた”アニマライズスリラー”映画『動物界』身体が“動物化”していく本編シーンが公開

text by 編集部

2023年度セザール賞で最多12部門ノミネートを果たし、フランスで観客動員100万人越えのスマッシュヒットを記録した話題作『動物界』が11月8日(金)より公開される。様々な動物に変異する奇病が蔓延する近未来を描いた本作から、“動物化”の兆候が現れるシーン映像が公開された。(文・編集部)

映画の重要な一幕のシーンが公開

映画『動物界』
© 2023 NORD-OUEST FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINÉMA – ARTÉMIS PRODUCTIONS.

 本作の舞台は、人間が様々な動物に変異する奇病が蔓延している近未来。人種差別、移民、ルッキズム、感染症など現代的なテーマを内包し、ファースト・シーンから観客を釘付けにする“突然変異”が描かれる近未来スリラーだ。

 今回公開された本編映像は、パーティーのあと森の中で記憶を失い、そのまま朝を迎えたエミール(ポール・キルシェ)が、身体に異変を感じるシーンが切り取られており、戸惑いながら身体の変化を確認する姿が映し出されている。

【本編映像】

【ストーリー】

 近未来。人類は原因不明の突然変異によって、徐々に身体が動物と化していくパンデミックに見舞われていた。“新生物”はその凶暴性ゆえに施設で隔離されており、フランソワの妻・ラナもそのひとりだった。しかしある日、移送中の事故によって、彼らは野に放たれる。フランソワは16歳の息子エミールとともにラナの行方を必死に探すが、次第にエミールの身体に変化が出始める…。人間と新生物の分断が激化するなかで、親子が下した最後の決断とは—?

【作品概要】

監督・脚本:トマ・カイエ
出演:ロマン・デュリス、ポール・キルシェ、アデル・エグザルコプロス、トム・メルシエ、ビリー・ブラン
2023年|フランス|フランス語|カラー|スコープサイズ|原題:LE RÈGNE ANIMAL|英題:THE ANIMAL KINGDOM|DCP|128分
字幕翻訳:東郷佑衣|配給:キノフィルムズ|提供:木下グループ|映倫区分:PG12
© 2023 NORD-OUEST FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINÉMA – ARTÉMIS PRODUCTIONS.
公式サイト

【関連記事】
北欧ホラーの金字塔は…? 心がざわつく北ヨーロッパの恐怖映画5選。美しい自然と哲学的な物語に目を奪われる傑作をセレクト
打ち切りの噂も…続編を匂わせて終わった超大作は? 問題作5選。このまま終わったら悲しい…賛否両論の作品をセレクト
映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」トラウマ級のラストは必見。歌に込められたメッセージとは?<あらすじ 解説 考察 評価>
【了】

error: Content is protected !!