映画『エイリアン3』【ネタバレあり】あらすじ
一方、エイリアンの魔の手から生き残ったゴリックは、レインズとエドワードの遺体が発見されないことから、所長から犯行を疑われる。しかし、この疑いは、すぐに晴れることになる。クレメンスがエイリアンに襲われて死亡したからだ。そして、エイリアンは、食堂で集会を開いていた所長を囚人達の目の前で殺害する。
目の前で最愛の人を殺されたリプリーは、エイリアンに対する怒りをたぎらせる。そして、刑務所内を走る通風管を使って核廃棄倉庫におびきよせ、爆殺する作戦を立案。存在を認めた囚人たちとともに決起する。
しかし、エイリアンの凶行は止まらない。エイリアンは、作戦準備に勤しむ囚人たちを襲撃。彼が持っていたタバコの火が爆薬に引火し、多くの囚人が命を落とす。
そして、今度は、リプリー自身がエイリアンの餌食となる。神経に不調を覚えた彼女は、アーロンと共に自分の身体をスキャンする。すると、なんとリプリーの胸部に、エイリアンの幼生であるチェストバスターが寄生していることが判明する。
本部に救援要請を依頼するアーロンだったが、ユタニ社がエイリアンを入手したがっていたことを知っていたリプリーは反発。リプリーはディロンに自分を殺すよう依頼する。しかし、ディロンは、首を縦に振らない。チェストバスターを宿したリプリーは、人を襲わないだろうと確信していたからだ。そして、最後まで敵と戦おうとリプリーを説得。その言葉に、囚人たちが一斉に奮起する。
最終決戦を目前にしたリプリーは、エイリアンをピストン室に誘導し、溶鉱炉に落とす作戦を立案、決行する。しかし、そううまく事は運ばない。誘導中、エイリアンによって囚人たちが次々と命を落としていき、最終的に姿を見失ってしまう。
もはやこれまでか…。そう思った時、ディロンがエイリアンを発見。リプリーとともにピストン室に誘い込み、自ら囮となってエイリアンに自分を襲わせ、エイリアンに熱した鉛を注ぎ込む。
作品成功か。リプリーとモースがそう思った時、エイリアンは炉から飛び出し、リプリーに襲いかかる。必死のリプリーは、スプリンクラーを開き、鉛まみれのエイリアンに水を浴びせる。その瞬間、エイリアンの身体が一気に冷え、破裂する。
そんな折、本社から調査団がやってくる。ビショップと同じ姿をしたマイケル・ビショップは、エイリアンを殺害するため、リプリーを連れて行こうとする。しかし、彼女は、彼らの目論見を阻止するため、そのまま溶鉱炉に飛び込み、自ら命を絶つ。
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